NHK 連続テレビ小説 風、薫る 第21週 「この手が守るもの」(仮題名) 101~105話ドラマ展開・先読み解説 2026年8月17日 ~8月21日 放送分

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NHK 連続テレビ小説 風、薫る 第21週 「この手が守るもの」(仮題名) 101~105話ドラマ展開・先読み解説 2026年8月17日 ~8月21日 放送分

NHK 連続テレビ小説 風、薫る
第21週 「この手が守るもの」(仮題名) 101~105話
ドラマ展開・先読み解説
2026年8月17日 ~8月21日 放送分

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明治25年(1892)早春
下宿の二階では 島田が机に向かっていた
部屋には原稿用紙が何十枚も積み重なり
読み返しては丸められた紙くずが 畳に転がっている
違う・・・小さくつぶやくと また筆を走らせる
しばらくして 部屋の外から声がした
シマケンさん・・

聞き慣れた声に 島田の表情がやわらぐ
りんさん・・・

りんは風呂敷に包んだ弁当を差し出した
お昼です ちゃんと食べてください

また届けてくださったんですか

書く人は体が資本でしょう

島田
締め切りに追われる作家みたいですね

りん
もう十分 作家さんですよ

島田は弁当箱を開ける
・・・おいしそうだ

感想は食べてからお願いします
二人は思わず笑い合った 島田が夢を追い続けられるよう
りんは何も押しつけず ただ静かに寄り添っていた

その頃 恵風看護婦会では朝から依頼の整理に追われていた
そこへ一人の男性医師が姿を見せた 直美が顔を上げる
帝都医大附属病院の内科医・木村だった
今日はお願いがあって参りました
木村は紹介状を取り出し
宮川佳枝さんという四十代のご婦人です 慢性のリウマチです
命に関わる病ではありません しかし痛みが強く
一人では日常生活もままならない 長く付き添える看護婦が必要です

直美は紹介状を見つめる
宮川家は・・・男爵家

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