言葉は時空を超えて繋がるノベーション(1119回)
大好きなNHKドラマ”舟を編む”で、柴田恭平さん演じる松本先生の言葉に震えました
曰く
“私の死後、あなた方が言葉を潤沢に、巧みに使い、私の話をしてくれる。その時私は、確かにそこに、あなた方と共にあるのです。
言葉は、死者とも、そしてまだ生まれてないものとさえ、つながる力を持っているのだと、、、
つながるために、人は言葉を生み出したのだと、そう思えてならないのです”
ここから私は思いました
1、後世への最大の遺物
2、仲間
3、言葉は時空を超えて繋がる
内村鑑三さんの”後世への最大の遺物”での、思想、お金、事業、そして誰もが生き様を遺せる、とのお話がとても好きなのですが
松本先生の言葉を聞いて、それに一つ加えたくなってしまいました
それは、仲間です
万が一、思想、お金、事業、そして生き様が遺せなくても、仲間がいればいい
仲間が、自分のことを語ってくれる時があれば、その時に自分はいきいきとそこに生きてるのである
そんな素敵な考えがあるとは、感動してしまいました
そして、そこにとても大事な要素として、言葉、がある
その言葉によって、過去でも、未来でも、人は繋がることができる
はじめに言葉ありき、とは、聖書の言葉ですが、これを授かったことによって、過去にも、未来にも、時空を超えて、人は繋がることができるようになった
とは、なんて大きなイノベーションだったんだろうと、改めて思いました
それとともに、仲間と語らうことの、過去、未来を語らうことの、大切さ、そして、つながりを感じる力
その素晴らしさを改めて思いました
言葉は時空を超えて繋がるノベーション
ドラマ自体、めちゃくちゃ感動させて頂きました
素晴らしい体験をありがとうございました!
参考:NHK ドラマ 舟を編む 〜私、辞書つくります〜 10)初回放送日:2024年4月21日(日)https://www.nhk.jp/p/funewoamu/ts/GZ8RQ7PNJ1/