NHK大河ドラマ「光る君へ」清少納言と紫式部の関係!10月13日放送第39話40話最終回までのあらすじより予告予測吉高由里子(まひろ/紫式部役)柄本佑(藤原道長役)清少納言(ファーストサマーウイカ)

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NHK大河ドラマ「光る君へ」清少納言と紫式部の関係!10月13日放送第39話40話最終回までのあらすじより予告予測吉高由里子(まひろ/紫式部役)柄本佑(藤原道長役)清少納言(ファーストサマーウイカ)

NHK大河ドラマ「光る君へ」清少納言と紫式部の関係!10月13日放送第39話以降最終回までのあらすじより予告予測、吉高由里子(まひろ/紫式部役)柄本佑(藤原道長役)清少納言(ファーストサマーウイカ)一部40話内容を含みます。

今回は、まひろの書いた「源氏の物語」について、ききょうが腹を立て二人の関係(清少納言と紫式部)が今後どうなっていくのか?二人がどのような結末を迎えていくのかについて今後の展開を読み取る上で、重要な情報がみつかりましたので解説をさせていただきたいと思います。

第38話では
ききょう「光る君の物語、読みました。引き込まれました。あんなことを1人でじっとりとお考えになっていたのかと思うと、たまげましたわ。まひろ様はまことに根がお暗い」
まひろ「根が暗いのはわきまえております」
ききょう「光る君は、側にいたら一言言ってやりたいような困った男でございますわね。玉鬘の君に言い寄るところのしつこいいやらしさなど、呆れ果てました。されど、そういう困った男を物語の主になさって、男のうつけぶりを笑いのめすところなぞ、まことにまひろ様らしくって。それだけではございません。まひろ様の漢籍の知識の深さ、この世の出来事を物語に移し替える巧みさ。どれも、お見事でございますわ」
まひろ「手厳しいききょう様からそのようにお褒めいただいて、うれしゅうございます」
ききょう「私、手厳しいでしょうか」
まひろ「以前、左大臣様のことを、人気もやる気もない人と仰せになっていましたもの」
ききょう「誠に見る目がございませんでした」
まひろ「ききょう様のように、才気あふれる楽しい方が藤壺にいらしたら、もっと華やかになりますのに」
ききょう「それはお断りいたします。私は亡き皇后定子様のお身内を、お支えするために生きております。今も竹三条宮で脩子内親王様のお世話をしておりますし、今日は、敦康親王様のご様子をうかがいに参りました」「中宮様が、ご自身の皇子様をお産みになった後も、まだ敦康様を藤壺にお置きになるのは、なぜなのでございましょう」
まひろ「中宮様が敦康様を、敦成(あつひら)様同様に大切にお思いになっているからでございましょう」
ききょう「そのような綺麗事、源氏の物語をお書きになったまひろ様とも思えません」
まひろ「中宮様はそういうお方なのです。帝も中宮様をお信じになって、敦康様をお託しになっていると存じます」
ききょう「そうですか。私はいかなる世となろうとも、皇后定子様の灯を守り続けて参ります。私の命は、そのためにあると思っておりますゆえ。ところで、まひろ様は何故源氏の物語をお書きになったのですか。もしかして、左大臣様にお頼まれになったのですか。帝のお心から『枕草子』を消してくれと。(目に涙をため)亡き定子様の輝きを、なきものとするために」
まひろ「帝のお心を、捉えるような物語を書きたいとは思いました」
ききょう「私は腹を立てておりますのよ、まひろ様に!源氏の物語を、恨んでおりますの」
といいます。

今回は、このシーンについて番組放送後に、番組公式サイトにききょう役を演じました、ファーストサマーウイカさんより、このシーンにつての心境や思いが公開されましたので、ご紹介させていただきます
ウイカさんは(源氏の物語を恨んでおりますの)と言ったシーンについて
あのシーンは悩みましたね。プライドがしっかりあるキャラクターだと思うんですよね。ききょうというのは。それを見せないというか、強がっているけれども、常に自分は負けないようなポジションを探す人間だと思っていたのが、台本が来た時に「腹が立っている」「恨んでいる」と「言うんだ!」って。そう思っていても「ふん」「へ~」みたいな感じで強がるのかなと思いきや、(まひろに感情を)ぶつけるというのは、本人も相当覚悟がいっただろうし、カッとなって言ったというよりは、これは私だけの解釈だと思うんですけど、やっぱり悲しさがあったと思うんです。「(私たち)友達じゃなかったの?」という悲しさ。あんなにしゃべっていて、私、定子様のことをあんなに好きと言って、そのために(「枕草子」を)書いているという話も散々していたのに「なんでそんなことすんの」というイラ立ち。裏切られたと、裏切られた時の悲しさがあったんだと思って。恨んでいるというのは、定子様への思いからの恨みもあるし、「あなた、友達だったじゃん!」という恨みが何か合わさって、愛憎みたいな感覚になってしまいました(笑)。とおはなしされました。

またウイカさんは、まひろとききょうの(2人の関係)について
歴史的に見た時にライバル視されるような位置関係になっているからこそ、最初(2人を)近づけておくという(大石氏の)この手腕。本当に脱帽というか、その方がやっぱり悲しいし、悔しいと思うんですよね。これはもう(「紫式部日記」に)悪口を書かれる道が決まっちゃっているから。だからこそ、第38話に至るまで何度も(まひろの家に)赴いて、2人の絆というか、友情を丁寧に丁寧に編み込んでいったと思うんですよね。そこの(糸が)ほどける瞬間、ギュッと結ばれた糸がパツンと切られる瞬間、凄くリアルだなと。女同士の友情の糸がほつれていく感じが本当に「リアルだな」「嫌だな」と思いました。と話しています。

まひろは、このシーンについて、どう感じたのか?またこの先、この二人がどうなっていくのか?みなさん、とてもきになるとおもいますが、ウイカさんは、まひろとききょうの(2人の関係)について解説していきたいと思います。
史実をみますとですね、清少納言には上東門院小馬命婦(じょうとうもんいんこまのみょうぶ、)と呼ばれる娘がいまして上東門院というのは、中宮彰子の、のちのなまえでして、その彰子に、(1008年前後ころから)に出仕していることから上東門院小馬命婦(じょうとうもんいん、こまのみょうぶ、)とよばれていまして清少納言自身もですね、定子がなくなったのちに、彰子に出仕したという説もありますが、それを裏付ける正式な資料は見つかっていないそうです。このドラマのガイドブックをみますとこのあと一条天皇は、病になって、自分がこの世を去る前に定子の産んだ敦康を次の東宮にしたいとおもうわけですが道長の強い意向によってそれは叶わず、中宮彰子の産んだ敦成親王が次の東宮になっていくわけなんです。
それを聞いた敦康本人は、「父を見てると帝という立場がいかに辛いかよくわかった。穏やかに生きていくのも悪くはないといいますがききょうは、まだ諦めるのは早いと思っているわけなんです。(第40話)ところがですね、ガイドブックのあらすじをみますとそれからしばらくしてから、藤壺で中宮彰子が和歌の会をひらいていると、そこにききょうがやってきて「敦康親王から彰子に届けものを持ってきた」と言って亡き定子が好きだった、椿餅(つばきもち)を持ってきて、敦康様も、最近よく召し上がるようになって、彰子にもお届けしたい」といって
お餅を届けるわけなんです。ところが中宮彰子が敦康様と離れて、悲しそうにしているかと思っていたら、歌会とかひらいで楽しそうに暮らしているので、またききょうは、ブチ切れまして、中宮彰子に対してですね「もう、敦康のことは、過ぎたことですのね。 敦康は、私どもで面倒見ますから、忘れてくださって結構ですのよ。」(第41話)

ガイドブックを見る限りではききょう自体はそのあとも登場はするんですがまひろとききょうが絡むシーンは書かれていなくて、敦康は21歳で病で亡くなっていまうわけなんですが
その場にもききょうの姿も書かれていませんのでどうなるのかはわかりませんが、まああれだけのキャラクターですからね最期までどうなるか、楽しみにみたいとおもいます
今回は、紫式部と清少納言の関係について、解説させていただきました。

NHK出版公式ガイドブック「NHK大河ドラマガイド光る君へ完結編」について
ガイドブックの巻頭は、吉高由里子さんと柄本佑の対談でスタートさらに出演者インタビュー、乙丸・百舌彦のオトモズ対談などで出演者の生の声をお届けすると書かれています。また、時代考証・倉本一宏さんのインタビュー、歴史の疑問に答える平安質問箱、あらすじ、ドラマ後半の登場人物関係図など充実の内容になっているそうです。そして、過去の大河ドラマのプレイバックなど、多角的に「光る君へ」を楽しめるページも乗っているそうですので大河ドラマファン大満足の1冊と書かれています

完結編インタビューに登場の出演者(予定)としましては、以下の12名のお名前が書かれています
吉高由里子(まひろ/紫式部役)
柄本佑(藤原道長役)
岸谷五朗(藤原為時役)
南沙良(藤原賢子役)
見上愛(藤原彰子役)
渡邊圭祐(藤原頼通役)
塩野瑛久(一条天皇役)
木村達成(居貞/三条天皇役)
三浦翔平(藤原伊周役)
竜星涼(藤原隆家役)
伊藤健太郎(双寿丸役)
凰稀かなめ(赤染衛門役)

著者情報
大石 静 作
脚本家。東京生まれ。1986年にテレビドラマの脚本家としてデビュー。連続テレビ小説「ふたりっ子」で97年に第15回向田邦子賞と第5回橋田賞を受賞。「セカンドバージン」で2011年に東京ドラマアウォード脚本賞受賞。21年にNHK放送文化賞受賞、旭日小綬章を綬章。執筆作に「知らなくていいコト」、「長男の嫁」、「アフリカの夜」、「和田家の男たち」(テレビ朝日)ほか多数。NHKでは、連続テレビ小説「オードリー」など。大河ドラマは「功名が辻」を執筆。
NHKドラマ制作班 監修
NHK出版 編
商品情報
発売日 2024年10月04日
価格 定価:1,320円(本体1,200円)
判型 B5判
ページ数 144ページ
雑誌コード 6923397
Cコード C9421(日本歴史)
ISBN 978-4-14-923397-0

動画内参考資料 引用
NHK出版「光る君へ」後編
NHK大河ドラマガイド光る君へ完結編
東京ニュース通信社「光る君へ」Book2
国文学研究資料館所蔵
小学館:学習まんが人物館
講談社現代新書:紫式部と藤原道長
フリー素材 いらすとや
NHK(C)
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie
日本最大級の著作権フリーBGM・効果音
ストックサービス「Audiostock」

7件のコメント

  1. うぽつ(*´ω`*)ウイカさんの君かたり視聴しました😊ウイカさんもかなり悩んだみたいですね…。まひろ先生とききょうパイセンが仲違いするシーンは観てて辛かったです😢ききょうパイセンの気持ちも痛い程分かる。まひろ先生もしんどかっただろうなって感じてます。2人には仲直りして欲しいです🤔

  2. 生きていく為には、家族の為に働かなくてはならなかったまひろは、あれくらい言われたからとてビクともしなかったでしょう。先の中宮様を貶めているお話でもありませんし。左大臣道長から頼まれて書いている訳で。死んだら仏、生きている人の方が大事。

  3. まひろはだからどうしようもならんだろう。だろう。
    一条帝様もう早く崩御なさって下さい。帝としては敦康が相応しい。敦成敦良はどちらも
    頭も弱いし、身体も弱い、精神も弱くなんの意思も志もなく意味なく傀儡人生を送っただけ。彰子は痛し痒し。喜んだのは
    糞馬鹿道長だけ。
    なんとも情けない人生だった。哀れ。

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