『田中正造選集3』269頁後ろから9行目〜271頁6行目

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『田中正造選集3』269頁後ろから9行目〜271頁6行目

鉱毒被害地損失価格・被害者面会不許可につき質問の理由演説 続き

田中は内務省が農商務省の過ちを正さず、警察や憲兵でもって被害民を撲滅しようとしていると指摘する。省同士で、相互監視、相互是正するべきだというのが、田中の政府観らしい。だが実際には、ミスをかばい合ったり、悪事を助けたりしている。

「被害民を撲滅する」という言葉からは、後の谷中村を想起させられる。日本では、被害を訴えると、訴えた方が問題を起こしていると認識される。そのことを改めて認識させられる。

また、政府側から、院内で起こったことの責任は院内に留まるという趣旨の答弁が出たようだ。田中は、院内での発言は院外でも問われると、当たり前のことを指摘する。

そして、これから毎日質問をする、明日も、と言って演説を閉じる。

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