気づけばすっかり涼しくなり、多くの夏ドラマが惜しまれつつ感動のフィナーレを迎えました。大ヒットドラマ『VIVANT』の続編や名作ドラマ『GTO』の復活など、話題性の高い作品が強い存在感を放った今シーズン。夏の暑さを吹き飛ばすような魅力を発揮し、みんなの心を一番掴んだ作品は何だったのでしょうか?
そこで今回は、2026年の夏クールに放送をスタートしたドラマで面白かった作品を、マイナビニュース会員300人に聞いてみました。上位5作品と”熱いコメント”が寄せられた注目作をご紹介します。
2026年「夏ドラマ」面白かった作品ランキング
2026年夏に放送されたドラマのうち、最も面白かった作品をマイナビニュース会員300名に聞きました。
1位:『VIVANT』(TBS系)(22.3%)
2位:『GTO』(関西テレビ・フジテレビ)(13%)
3位:『Tシャツが乾くまで』(TBS系)(8.7%)
4位:『ブラックトリック〜裁きを操る弁護人〜』(フジテレビ系)(3.3%)
5位:『ラストノート』(フジテレビ系)(2.2%)
1位:『VIVANT』(TBS系)(22.3%)
2026年の「夏ドラマ」で最も多く「面白かった」という声を集めた作品は、毎週日曜の21時からTBS系にて放送されている『VIVANT』第2シーズンでした。
同作は、ドラマ『半沢直樹』シリーズ(2013年〜)などで演出を務めた福澤克雄が原作を手掛けるオリジナルドラマ。自衛隊直轄の非公認情報部隊「別班」の工作員としての顔を持つ冴えない商社マンを主人公に、謎に包まれた国際テロ組織や国家が関わる巨大な陰謀を描いた物語です。2023年に放送された第1シーズンは、圧倒的なスケールで描かれる伏線だらけのストーリーやSNSでの「考察ブーム」が話題となり、大きな盛り上がりをみせました。
その続編となる今作にも、前シーズンを盛り上げた主人公・乃木憂助役の堺雅人、野崎守役の阿部寛、柚木薫役の二階堂ふみ、ノコル役の二宮和也、黒須駿役の松坂桃李など主要キャストが再集結。テロ組織「テント」への潜入作戦に参加していた別班員5人の拉致事件の謎を、日曜劇場としては異例の2クール(前半戦は7月26日から9月13日、後半戦は10月4日から11月8日予定)で描いています。
アンケートでは、「前作から大好き」「続編を楽しみにしていた」というコメントが非常に多く見られました。考察や感想で盛り上がれる点、映画のようなスケール、俳優たちの演技、ストーリー展開など、さまざまな点で高く評価されており「期待していた通り」との声も。一方で「少し難しい」「だんだん難しくなってきた」との声も寄せられており、今後のストーリー展開が気になります。
オススメコメント
期待していた通りにとても面白いからです(30代男性/埼玉県/その他)
今回もさまざまな考察で盛り上がっているので楽しい(40代男性/滋賀県/広告・出版・印刷)
周りの感想など色々楽しめたから(30代男性/広島県/その他)
映画のようなスケール感と出演している役者さんの演技力の高さに満足度が高い。(40代女性/青森県/サービス(その他))
展開が読めなくて毎回ワクワク感があるからです(30代男性/京都府/公益・特殊・独立行政法人)
2位:『GTO』(関西テレビ・フジテレビ)(13%)
2位には、7月20日から9月28日まで、関西テレビ・フジテレビ系にて毎週月曜の22時に放送された『GTO』がランクインしています。
原作は、1997年から2002年まで『週刊少年マガジン』で連載された藤沢とおるによる同名漫画。元暴走族の型破りな教師・鬼塚英吉が、学校や生徒の問題に体当たりでぶつかり解決する姿を描いた学園ドラマです。1998年に連続ドラマ化され、主演の反町隆史が歌った主題歌『POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜』と共に人気を博しました。
28年ぶりに連続ドラマで復活した今作には、生見愛瑠(柏原実央役)、工藤阿須加(宮澤龍之介役)、高橋メアリージュン(小泉望都子役)、宇梶剛士(大久保安博役)、松嶋菜々子(冬月あずさ役)などが出演。企業化した学校、評価と管理に縛られた教師、SNSやタブレット上の情報だけを見つめる生徒など、人と人とが本音でぶつかり合う余地がほとんどない令和の教室を舞台に、52歳となった鬼塚が教育現場と向き合う姿を描いています。
アンケートでは、「原作が好き」「懐かしいから」という理由で視聴した人が多かったことが分かりました。現代風にアレンジしたストーリーや半端ない先生像が好評だったほか、「鬼塚英吉が丸くなった感じが良かった」との声も寄せられています。
オススメコメント
前作も見ていてとてもいい作品だったから(40代男性/宮城県/その他)
懐かしいなと思ってて見ていた(40代男性/愛媛県/銀行)
学生時代、いい先生に巡り合わなかったので、想像して楽しむため(40代男性/千葉県/医療・福祉・介護サービス)
半端ない先生像最高です(30代女性/東京都/海運・鉄道・空輸・陸運)
現代風にアレンジしていたから(40代男性/滋賀県/その他)
3位:『Tシャツが乾くまで』(TBS系)(8.7%)
3位は、7月10日から9月11日まで、TBS系にて毎週金曜の22時に放送された『Tシャツが乾くまで』でした。
同作は、『silent』(2022年)や『いちばんすきな花』(2023年)を手掛けた脚本家・生方美久と、『カルテット』(2017年)や『九条の大罪』(2026年・Netflixシリーズ)を手掛けた演出家・土井裕泰がタッグを組んだ完全オリジナルドラマ。とある事故に巻きこまれた2組の夫婦が、その事故によって暴かれた愛する人の”第3金曜日の秘密”に翻弄される、喪失から始まる”愛”と”秘密”の物語です。
主演を務めた蒼井優が演じるのは、出版社で結婚情報誌の編集担当として働いている瀬尾咲子。そのほか、咲子の夫である瀬尾充役として松山ケンイチ、もう1組の夫婦である園田樹生役として中島歩、園田あずさ役として夏帆が出演しています。
アンケートでは、「感情がめちゃくちゃにされた」「独特の雰囲気がよかった」「考えさせるようなドラマで余韻が残る」など、絶賛の声が寄せられていました。また、俳優陣の演技を絶賛する声、展開やストーリーに対し「読めなかった」「新しかった」という声が多かったのも特徴です。
オススメコメント
会話劇と演技が凄いが何よりあのストーリーは感情がめちゃくちゃにされた(40代男性/兵庫県/その他)
好きな俳優さんが出ていて、内容も毎回面白かった(40代女性/広島県/その他)
独特の雰囲気がよかったです(30代男性/兵庫県/インターネット関連)
みて楽しいと言うより考えさせるようなドラマで余韻が残る(40代男性/静岡県/コンピューター機器)
人が人を見る目の不確かさを感じるシーンがたくさんあって面白かったです(30代女性/千葉県/人材派遣・人材紹介)
4位:『ブラックトリック〜裁きを操る弁護人〜』(フジテレビ系)(3.3%)
4位には、7月20日から9月28日まで、フジテレビ系にて毎週月曜の21時に放送された『ブラックトリック〜裁きを操る弁護人〜』がランクインしています。
同作は、”でっち上げの天才”である敏腕弁護士が、依頼人を救うため嘘を武器に真実を暴いていく完全オリジナルストーリーのリーガルエンターテインメント。『コンフィデンスマンJP』(2018年)や『監察医 朝顔』シリーズ(2019年〜)などを手掛けた三橋利行らが演出を務め、『HERO』シリーズ(2001年〜)、『ガリレオ』シリーズ(2007年〜)などの大ヒット作を手掛けてきたヒットメーカーの牧野正がプロデュースを担当しています。
敏腕弁護士と一級建築士の二刀流で活躍する異色の主人公・浦真鷲直人を演じるのは、フジドラマ初主演&月9初主演となるGACKT。そのほか、志田未来(麻生縁役)、神尾楓珠(土生洸太役)、戸塚純貴(鯖山周平役)、SE YONG(ドンヒョク役)、生瀬勝久(森木銀次役)、北村一輝(古瀬義親役)などが出演しています。
アンケートでは、スリリングなサスペンス要素や見応えのあるストーリー展開に評価が集まっていました。また、志田未来ら実力派俳優やGACKTの演技についても言及する声が寄せられています。
オススメコメント
裏社会や政界の闇に切り込むスリリングなサスペンス要素と、志田未来ら実力派キャスト陣とのテンポ良い掛け合いがよかった(20代女性/東京都/その他)
ワクワクするストーリー展開が非常に見応えがあるから(40代男性/広島県/ソフトウェア・情報処理)
GACKTさんの演技、ストーリーが魅力的(40代男性/千葉県/サービス(その他))
5位:『ラストノート』(フジテレビ系)(2.2%)
5位は、7月9日から9月17日まで、フジテレビ系にて毎週木曜の22時に放送された『ラストノート』でした。
同作は、交わるはずのなかった歳の差の男女が静かに惹かれあい、やがて人生で最も激しい恋へと導かれていく姿を完全オリジナル脚本で描いた大人の純愛ドラマ。『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』(2014年)や『あなたがしてくれなくても』(2023年)などをプロデュースした三竿玲子と、『夫よ、死んでくれないか』(2025年)などを手掛けた脚本家・的場友見がタッグを組んだ作品です。
夢を諦め、現状維持の日常を送る主人公・一瀬葵を演じるのは、1996年の『翼をください!』以来のフジテレビ系連続ドラマ主演となる内田有紀。さらに、夢を諦め、現実に打ちのめされたもう1人の主人公・樋口澄晴は、民放連続ドラマ初主演となる寺西拓人(timelesz)が演じています。
アンケートでは、主演を務めた内田有紀の演技を評価する声が寄せられていました。また、「思ったよりのめりこんだ」「意外と続きが気になり、最後まで観てしまった」などのコメントもあり、視聴後に評価が変わった作品の1つだったことが分かります。
オススメコメント
内田有紀の演技がよかった(40代男性/千葉県/総合商社)
思ったよりのめりこんでしまったから(40代男性/東京都/建設・土木)
意外と続きが気になって、最終回まで観てしまった(40代女性/神奈川県/専門店(ファッション・服飾関連))
番外編
票数は少ないものの、熱いコメントが寄せられた作品をご紹介します。
『Tokyo middle 30』(フジテレビ系)
7月22日から9月23日まで、フジテレビ系で毎週水曜22時に放送された『Tokyo middle 30』は、中国で大ヒットを記録したドラマ『Nothing But Thirty』(『30女の思うこと〜上海女子物語〜』)を原作に、35歳の女性の”今”をリアルに描いた恋愛ヒューマンドラマ。地方都市から東京にやってきた3人の女性が、思い通りにはいかない現実に直面しながらも”自分らしい人生”を模索していく物語です。
脚本は北川亜矢子、プロデュースは鹿内植が担当。フジ連続ドラマ初主演となる仲里依紗(佐倉麻紀役)、のん(山地遥役)、深川麻衣(永野薫子役)が、恋、仕事、家庭に奮闘する3人の女性を演じています。
自分が35歳頃に感じていた、結婚や彼氏、子どものことなどへの悩みと重ねながら、毎回とてもリアルな気持ちで見ています。ドラマなのでキラキラしていて現実とは少し違う部分もありますが、その年代ならではの迷いや焦り、恋愛や将来について考える気持ちがすごく身近に感じられました。登場人物たちのこれからが気になって、最終回が来るのが寂しいと思うほど、最後まで楽しみに追いかけている作品です。(40代女性/長崎県/その他)
それぞれの悩みを抱えながら生きていくリアル。キャストも好きです(40代男性/埼玉県/鉱業・金属製品・鉄鋼)
『大空港〜GATE24〜』(テレビ朝日系)
7月23日から9月17日まで、テレビ朝日系で毎週木曜21時に放送された『大空港〜GATE24〜』は、外部からの脅威を防ぐ最前線でもある空港の入管と税関を舞台にした痛快エンターテインメント。税関職員をはじめ、各省庁から寄せ集められた個性豊かなユニット「GATE24」(Global Airport Task Enforcement)が、日本の平和と安全を守るために奮闘する姿を描いた物語です。
鋭い観察眼で”モノから真実を見抜く”税関職員・森万智を演じるのは、テレ朝ドラマ初主演となる趣里。そのほか、眞栄田郷敦(早見圭一郎役)、板垣李光人(松山篤志役)、齊藤京子(遠藤のぞみ役)、柳葉敏郎(深澤然役)、松雪泰子(杉原美都里役)などが出演しています。
主人公の関税職員森万智の観察眼と独特な発想力に毎回ハラハラドキドキさせられて面白いから。(30代男性/愛知県/食品)
一話完結で意外と良かった。報ステの前って言うのも見やすい。(40代女性/兵庫県/その他)
まとめ:夏ドラマ、まとめ見するなら今!
アンケートの結果、2026年「夏ドラマ」面白かった作品ランキングの第1位は『VIVANT』、第2位は『GTO』となりました。どちらも大ヒット作の続編として、「夏ドラマの本命」と大きな期待を集めていた作品であり、納得のランクインと言えるのではないでしょうか。
一方、3位以降にはオリジナル脚本のドラマが続々とランクイン。恋愛ドラマや痛快エンタメなど、バラエティ豊かな作品が人気を集めていました。
皆さんは、2026年「夏ドラマ」でどの作品が一番印象に残りましたか? もし未視聴のものがあったら、ぜひこの機会にまとめて楽しんでみてはいかがでしょうか。
調査時期:2026年9月21日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男女合計300人
調査方法:インターネットログイン式アンケート
