
吉田恵輔監督×新井英樹原作『SPUNK ‐スパンク!‐』映画化決定 テーマは「SM」2027年秋公開
新井英樹のSMサロンを舞台にした漫画『SPUNK ‐スパンク!‐』が、吉田恵輔監督のメガホンで映画化されることが決定した。2027年秋に公開される。
『SPUNK ‐スパンク!‐』は、『宮本から君へ』、『ザ・ワールド・イズ・マイン』などで知られる漫画家・新井英樹と、実在した伝説のSMサロン「ユリイカ」のオーナー・鏡ゆみこがタッグを組んだコミック作品。「月刊コミックビーム」(KADOKAWA刊)にて2022年5月から2024年7月まで連載され、その後単行本化された。連載時から熱狂的な支持を集め、映画界・カルチャー界にも多くのファンを持つ作品である。
そんな話題作が、この度映画化。監督・脚本を務めるのは『ヒメアノ〜ル』『空白』の吉田恵輔。2026年には『四月の余白』、『mentor』(10月16日公開予定)と衝撃作を発表し、人間の生々しい感情を的確に切り取りユーモアを持って表現してきた。今回も、どうしようもない人間をどうしようもなく愛する吉田監督ならではの目線で、マイノリティの性癖を扱った作品にとどまらない、“生”のエネルギーに満ちた作品に作り上げている。
実は、吉田監督が新井英樹の漫画を映画化するのは今回で2回目。2018年、1995年からの原作発表から約23年の時を経て、新井原作の『愛しのアイリーン』を、吉田監督が脚本も手掛けて映画化した。当時、「監督になる前から、絶対自分が映画化すると夢見ていた」と吉田監督は語っており、新井も「これは少なくともボクにとって幸せな奇跡です!」と喜びを表現していた。そんな相思相愛の“吉田恵輔×新井英樹”タッグが、この度約8年ぶりに再び実現する。
さらに本作には、フェティッシュカルチャーの最前線で活躍するプロフェッショナルたちが監修に参加。妥協なき「本物」の世界観をスクリーンに焼き付ける。
SM・コスチューム監修には、新井とともに漫画原作を担っている伝説のSMサロン「ユリイカ」オーナーの鏡ゆみこと現役女王様でありラバリスト・モデルの北見えりが担当。準備段階から撮影現場への全面協力・監修サポートを通じて、漫画の世界観を圧倒的なリアリティを持って映像作品へ昇華する。
なお本日より、映画のさらなるクオリティアップと国内外への発信を目指し、MotionGalleryにてクラウドファンディングを開始した。
吉田監督は「当初から『映画化するなら私が!』と強く言ってきた事が実現するとは夢のよう。間違いなく吉田映画の中で1番、躍動感のあるエモい作品になるはず!!」と作品への熱い想いをコメント。
原作の新井は「度々感想を伝えてくれてた吉田監督から『『SPUNK』を映画にしようと思ってる』と告げられたのは2年前、夜の駅のホーム。喜びすぎると実現しない癖のあるオレは『それ、めちゃくちゃ嬉しい』と控えめに返した」と振り返り、「それが本当に実現! 最高の気分! 遊び仲間となっている吉田監督と参謀とオレのトリオに加えて女王様たち、友人たち、M男さんたちも集結する模様! 脚本も素晴らしい! カッコいい女の子たちのキラキラ青春物語! 観たい! ぜひ観てもらいたいです!」と力を込めた。
原作者でSM・コスチューム監修の鏡は「私が大切にしてきた場所や人たちをエネルギッシュに描いてくれた新井さんには今も感謝しています。そして今回、そんな思い出深い作品を吉田監督が映画化するのは運命かなとも思っています。吉田さんもまた『人間』をきっちり描く監督なので、これはもう面白くにしかならない! スクリーンで『東京イース』の面々に逢えるのを今から心待ちにしています」と期待をにじませる。
SM・コスチューム監修の北見は「東京イースのモデル店EUREKAで参謀の右腕として働いていました。もう一度あの高揚感あふれる場所にスクリーンで戻れると思うと今からワクワクしています。人間としてEUREKAで成長した私は断言できます、SPUNKは最高のシスターフッド映画! キラキラと成長していく人間の眩しさと、その光に集まるM男君達の群像劇をみなさま楽しんでください!」とメッセージを寄せた。
映画『SPUNK ‐スパンク!‐』は、2027年秋全国公開。
※コメント全文は以下の通り。
※吉田恵輔監督の「吉」は「つちよし」が正式表記
<コメント全文>
■吉田恵輔(監督・脚本)
原作者、新井英樹さんとは『愛しのアイリーン』から2度目のタッグ。新井さんとは『スパンク』連載前から一緒にゆみこさん率いる女王様達と仲良くさせて頂き、その世界の格好良さ、奥深さに感銘を受けていました。
当初から「映画化するなら私が!」と強く言ってきた事が実現するとは夢のよう。間違いなく吉田映画の中で1番、躍動感のあるエモい作品になるはず!!
■新井英樹(原作)
『愛しのアイリーン』映画化で出会った吉田恵輔。お互い過剰なおしゃべりで落ち込む者同士、酒の場のコンビとなったのは「今日は向こうが多く話してた」と互いの精神安定剤になったからか。SMサロン「ユリイカ」オーナー鏡ゆみこさんを紹介し、好奇心旺盛な監督に巻き込まれて、ふたりSMプレイの洗礼をその場の性癖マイノリティとして受け続けた。
そして参謀・ゆみこさんとのタッグで『SPUNK』の連載開始。毎回話づくりのデスマッチのような激闘、傷だらけになりながらもクオリティの高さに驚き大満足していた。
度々感想を伝えてくれてた吉田監督から「『SPUNK』を映画にしようと思ってる」と告げられたのは2年前、夜の駅のホーム。喜びすぎると実現しない癖のあるオレは「それ、めちゃくちゃ嬉しい」と控えめに返した。
それが本当に実現! 最高の気分! 遊び仲間となっている吉田監督と参謀とオレのトリオに加えて女王様たち、友人たち、M男さんたちも集結する模様! 脚本も素晴らしい! カッコいい女の子たちのキラキラ青春物語! 観たい! ぜひ観てもらいたいです!
■鏡ゆみこ(原作/SM・コスチューム監修)
「ゆみこさんのお店に人の可笑しさ愛しさと世界平和のヒントを見た!」「お店を舞台に描きたい」と新井さんに言われた時は、嬉しかったけれど正直悩みました。マイノリティな世界ですし題材としてはデリケート…だけど新井さんは「SM」を描きたいというより「人間」を描きたいのだというのを強く感じて「参謀」を受けました。
予め決めていた「20年で閉店」と同じタイミングまでの連載は、まるでカンナと冬子のようにぶつかり合って戦争みたいな日々でしたが、私が大切にしてきた場所や人たちをエネルギッシュに描いてくれた新井さんには今も感謝しています。
そして今回、そんな思い出深い作品を吉田監督が映画化するのは運命かなとも思っています。吉田さんもまた「人間」をきっちり描く監督なので、これはもう面白くにしかならない! スクリーンで「東京イース」の面々に逢えるのを今から心待ちにしています。
■北見えり(SM・コスチューム監修)
東京イースのモデル店EUREKAで参謀の右腕として働いていました、北見えりです。毎日がSMと笑いに包まれた不思議な空間で「人生の夏休みだ!」と思いながら20代頭から30代頭まで楽しく過ごさせてもらいました。
そんな中、SMサロンを舞台に新井英樹さんと漫画を書きます、とボスに言われたのが約5年前。喧嘩して、怒られて、成長して。まさに漫画の中の2人は私にとってメタファー的な存在であり、耳(目)が痛いなと思う瞬間も多々。
そして今、『SPUNK』が実写映画化! もう一度あの高揚感あふれる場所にスクリーンで戻れると思うと今からワクワクしています。人間としてEUREKAで成長した私は断言できます、SPUNKは最高のシスターフッド映画! キラキラと成長していく人間の眩しさと、その光に集まるM男君達の群像劇をみなさま楽しんでください!
