【救命病棟24時・第5シリーズ】名場面解説|小島の命を救った少女は、かつて夏目が助けた少女だった…「辞めないでほしい」に込めた本当の想い

「その子が、今どんな医師になったのか見たかった。」

夏目医師が救急センターに来た本当の理由。
それは、かつて山で助けた一人の少女との再会だった。

研修医時代、初めて担当した患者を亡くし、深く傷ついた夏目。
母の実家へ戻り、山を歩いていた時、血を流して倒れている少女を発見する。

応急処置をして背負い、病院まで運んだ夏目。
命を救われた少女は、こう言った。

「大人になったら、医師になりたい。」

その言葉が、夏目が医師を続けるきっかけになった。

そして今、その少女は――小島だった。

多くの患者を救い、医師や看護師から信頼される存在になった小島。
だからこそ夏目は、もう自分の力は必要ないと思っていた。

しかし、夏目が本当に伝えたかったのは別のことだった。

「もう一度、立ち上がってほしい。」
「罪悪感に縛られ続けてほしくない。」

そして、
「辞めてほしくない。」

過去に救われた少女が、今度は多くの命を救う医師になっていた。
その姿を見届けるために、夏目はここへ来た。

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