イベント・舞台挨拶
2026.09.16
©藤本タツキ/集英社 ©2026 K2Pictures・集英社
登壇者:是枝裕和監督
9月11日(金)より全国公開中の、藤本タツキ原作、監督・脚本・編集:是枝裕和、W主演:出口夏希、蒔田彩珠による実写映画『ルックバック』が、カナダ・トロントで開催中の第51回トロント国際映画祭(Toronto International Film Festival)にて北米プレミアとなる公式上映を迎え、是枝裕和監督が登壇した。
第83回ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品され、現地時間9月7日にワールドプレミアを迎えた本作。上映後には12分を超えるスタンディングオベーションに包まれ、映画祭期間中には5つの公式独立賞で受賞・表彰された。9月11日(金)には日本での全国公開もスタートする中、このたび舞台をイタリア・ヴェネチアからカナダ・トロントへと移し、北米の観客に初めて披露された。
実写映画『ルックバック』は、第51回トロント国際映画祭の「Special Presentations」部門に選出。現地時間9月14日(月)、1,722席を有するPrincess of Wales Theatre(プリンセス・オブ・ウェールズ・シアター)にて、満員の観客を迎え、北米プレミアとなる公式上映が行われた。
ヴェネチアからトロント入りした是枝監督。これまでにも『そして父になる』『海街diary』『万引き家族』など数々の作品が同映画祭で上映されてきたが、2023年に『怪物』で参加して以来、3年ぶりの訪問となった。会場入りの際には、劇場の外で待っていたファンから次々と声をかけられ、サインに応じる姿も。


上映に先立ってレッドカーペットに登場した是枝監督は、その後、満員となった会場の観客を前に登壇。前回上映の遅れの影響で、30分遅れの22時15分からの上映になったにも関わらず満員となった客席を前にして「こんな遅い時間に、たくさん来ていただいて感激です」と訪れた観客に感謝の言葉を述べた。さらに「デビューして30年経つのですが、そこからずっと僕の作品を上映し続けてくれている映画祭に、呼んでいただいて、また上映していただけるのはありがたいことです。僕が監督としてキャリアを重ねていくのをずっとそばで見てくれているような映画祭です」とトロント国際映画祭と自身の深い関係性について語り、さらに本作の原作漫画との出合いについて「コロナ禍で、自分の映画作りがすべてストップして、『自分の映画は世界に必要とされていない』と思わざるをえない状況で『ルックバック』と出合いました。描くことに一生懸命向き合おうとするふたりの主人公に、背中を押されるような気持ちで、自分もまた映画に向き合おう、と思わせてくれた作品です。そんな作品を今回、実写映画化させていただきました」とコメントした。

上映後には是枝監督のもとに多くの観客が集まり、サインを求めるファン一人ひとりに応じる姿もみられ、0時をこえる上映終了時間となったにも関わらず、大きな盛り上がりをみせた北米初の上映となった。
©藤本タツキ/集英社 ©2026 K2Pictures・集英社公開表記
配給:K2 Pictures
公開中
(オフィシャル素材提供)
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