こういう映画を待っていた!「ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ」解説│世界に絶望する全ての人へ #moviemoving

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こういう映画を待っていた!「ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ」解説│世界に絶望する全ての人へ #moviemoving

[音楽] と6月21日に公開されましたえっと ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリ デーていうのを今回まレビューしていき たいと思いますえあすをですねまずお話 するとですね物語の舞台は 1970年代のマサチューセッツ州にある 全量性の寄宿学校で気真面目でえっと皮肉 屋で生徒やえ同僚からも嫌われているこの 教師ポールこれがえっとポール ジアマッティですねジアマッティはえ クリスマス休暇に家に帰れない生徒たちの 監督役を務めるようなことになってしまう とでそこに残るのはえっとえアンガスって いうえ学生が1人とえっと息子をベトナム 戦争でなくしたお母さんでもありえ学校の 給食作ってくれているおばさんが1人この 3人の共同生活が始まっていくという えっと話なんですねで2週間のクリスマス 休暇をえ舞台にしてる映画になってますと こちらのホールドオーバーズ置いてけ堀の ホリデーのえナス館長さんの評価 は星5 です絶対にえ面白いと僕は思い ますはいなぜかなぜホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリデーが星5なのか言い ます とこういう映画を僕たちは待っていたん ですね最近の映画全部悲惨な映画じゃない ですかと僕は思い思ってるんですそう思い ませんかこの2024年の映画全部何を見 ても暗くてしんどくてもう重くてもう テーマが社会問題とかもうそんなもう なんかもう世の中のなんかもう難しいこと ばっかり映画になってるでしょ そんな中現れました僕たちの待ってた映画 僕たちはこの映画を待ってましたこの ホールドオーバーズ追いてけ堀の掘りで これがもう僕たち待ってた映画だと思い ますそれはなぜこの映画良かったのかと いうの今回話をしていくとえまいうことな んですけどもこの映画見ずに絶対これ終わ れないですね今年は はいでえっと見所の話していきますけども え青年の成長母の再生居場所になる先生と いうことでおお話をしていきたいとでこの 映画っていうのは物語自体がずばりこの3 人の物語なんですよでえまずですねこの 1番左の青年はですね普段ひねくれた えっと生徒でありながらえ青年は実はね あの複雑な家庭環境の問題を抱えていると いう青年ちょっとね心に闇があってそれを 隠すかのようにこうひねくれた態度とかを ちょっと取ってしまってたという青年がえ 1人とえ真ん中のえっと人ベトナム戦争で 息子をえ息子が戦死して息子をなくして しまった母親なんですよでえ普段その 悲しみを忘れるためにずっとお酒飲んだり タバコ吸ったりとかしてるえお母さんが 真ん中で1番右がえっと主人公でもあるん ですけど変girlもで嫌われてる先生な んですけどえ押し付けられたこの休暇中の この監督役っていうのをこう担当させ られるというこの先生この3人の物語がえ このホールドオーバーズっていうものえ 映画自体のストーリー自体になってるとこ 存在自体がストーリーになってると言える という映画になってるでこのえ3人の共通 点っていうのは孤独なんですよ孤独もう この硬直したこの3人の心凍りついて しまってる心がですね春になってですね雪 が溶けて流れてくるようにだんだん だんだんこの3人の直した心がこう解けて いってですね解けていっ てどうなんのかというのがこの映画の見所 なんです最終的にこの3人がどうなる かっていう話なんですけどもねこの1番左 の青年は複雑な家庭環境を踏まえてもそれ を踏まえて前に進んでいくという成長を 見せる終わり方するとで真ん中のお母さん 息子を戦争で失った母はやがて生まれて くるその自分の妹の子供妹の子供にに自分 のえ息子に対しての与えてたこの愛情この 愛情をこの妹の子供生まれゆく子供に 与えようとすることでえ人生に希望を 見出して再生していくということでえ同時 にそれを表現するように酒とかタバコと かっていうのをやってたんですけどそれを やめるとこれポイントなんですよ酒とか タバコとかやめるのポイントでその中で 同じ孤独を抱えたこの3人共通してる点が えっと共通点が3の孤独だと言いました けどこの3人の共通点の孤独を抱えてるん ですけど青年は成長して振り切っていくと で真ん中の母は再生していって問題を えっと克服していくと先生どうなるのかと いうと先生は何も変化しないと何も変化し ないそこがこの映画の終わり方として 素晴らしいところになっていてこの先生と いうのはこの2人が方や青年が成長する こと母が再生することをするための フィールドとしての役割を果たすのがこの 先生なんですよだから居場所になる先生な んですよこの先生という居場所の上でえ 青年が成長していくのと母が再生していく のを描いていくとえそれを表すのがその酒 とタバコなんですけど真ん中のお母さんは 酒とタバコをずっとやっててで酒とタバ コっていうのは映画においてどういう意味 を持つかというとですねあの自称行為なん ですよねだから酒もタバコも自分の体に とってはいいわけがないものなんですよで 今の時代の映画ってっていうのは特にです けど酒とかタバコとかをやって るっていうことは自分の命を縮める行為に なってるつまり自分のことを傷つける行為 え自称行為の現れであるという映像表現の やり方ですねでそれでいくとこの母は再生 するまでの母はずっと酒とタバコに浸って ですね自分の心を傷つけて自分で体を 傷つけてっていうことだったんですよなん ですけどえそれをねえ再生した母はやめる となんですけどこの先生は最後の最後まで 酒を飲んでえ酒を飲みながら去っていくん ですよ最後ねだから何も変わってないとだ から先生はもう何も変わってないんです けどこの2人は変わるんですねこのえっと コントラストのけ方がすごく感動的でいい んですよ家族の関係性家族っていうのは親 と子供がいてたとしたら親がフィールドに なって子供は成長していったりするわけ ですけどそのえ親と子供の関係にもんです よこの先生が疑似家族の親役になっていて 子供役になってるのがこの青年ですね青年 は成長していくとそしてえっと母はえ息子 の代わりになるえ希望を見つけてえせ人生 をまた再生していくというこのね流れがね 本当にねええ話なんですよ本当にただ シンプルにええ話なんですよその描き方が すごいというのをこの次話していきたいと 思いますえ内側と外側2元論のの使い方が いいという話なんですけどもこれちょっと 技術論的な話になるんですがえこの映画の 舞台というのは内側と外側っていうのを うまくうまく使い分けてるというのが印象 的でしたでまずロケーションとかねこの 資格的な要素このえ学校があって学校の中 はあったかいんですけど外はね雪が積もっ てて寒いとこの外の空間と内側の空間この 大ですですねこの2元の使い方2元論の 使い方がうまいっていう話なんですけど そのえ外が雪であの学校の中があったか いっていうだけ以外にもですね物語の構成 にしてもストーリーにしてもこの内側と 外側っていうのがうまく機能していると いうことを僕は思いまして内側と外側と いう2元論以外にも温かい学校とその雪の 積もる寒い冬の外っていうのもあれば えっと自分と他人であったりとかえっと家 の中とその外安心できる空間と脅かされる 外の空間であるとかあとえ自分という1人 のこの個体に対してえっと周りの クラスメートとかっていうえ群れ集合体 その集合体と固体のえ違いであったりとか あとえっとアメリカと例えばベトナムとか えいうところを入れてくるとアメリカって いう中でこの国の中ではベトナム戦争が 長く続いてですねえもうえっとねベトナム 戦争っっていうのはえかなり長く続くん ですよもう20年ぐらいやってたかなで えっともう最後の方なんですよこの映画の 舞台っていうのはだからもうベトナム戦争 が起こってるにも関わらずそれに アメリカ人は慣れ切ってしまってそれ別の 世界の物語のようになってると一方でその お母さんは自分の息子をなくしてしまって 苦しんでるお母さんが出てくるとだから 実際に戦争はそのアメリカの外にはあって そこでアメリカ人が死んでいると戦死して いるという状況があるに関わらずそれを もう慣れてしまっ てこの学校の中をがものすごい平和になっ てると街の中も平和になってるというこの 空気感っていうのがですね例えば ウクライナで人が死んでますとかえ中東の 方で今も戦争が起こってますというのを僕 たちはニュースで毎日見るんですけどその 毎日見ることによって慣れてしまうんです よね慣れてしまうと皆さんも多分慣れて しまってると思います その慣れてしまってるけど実際にはそこに は脅威があるというこの外側と内側のこの 空気感ですよねこの2元論の使い方がこの 映画にいろんなところに散りばめられてい てえまずそこがうまいと思いました本当に 素晴らしいとえ思いますでえっとやっぱり このえっと主人公はまこの3人なんです けどこの青年ですね特にこの青年がえまだ 学生で生意なんですよ本当に生意生意な ことばっかり言ってるんですけどやっぱり 学校卒業した後にあの社会に出たらどう なるのかっていう不安がものすごくあると で学校の中っていうのは知ってる人間しか いなくて自分は生生言っててもその生息が 通るんですけど社会に出てそれが通ること もないっていうのもこの子は賢いから 分かってるんです分かってるとその将来に 対しての大きな不安だからこの学校の中 っていうこの空間安心できる学校の中 そして学校卒業した後に社会に出るその外 の空間その中の空間と外の空間その中と外 っていうのの使い方がこの映画の 素晴らしいところだから少年にとっての中 と外っていうのはそのえ将来に対してとか えっと学校の中と外えになってるとでこの えお母さん息子をなくしてしまった お母さんにとってはですねえアメリカの中 アメリカの外アメリカの外に行って自分の 息子はなくなってしまうとベトナムにいて なくなってしまうとでえアメリカの中では 平和な毎日が過ごしていてえ繰り広げられ ていてこの学校の中では生徒たちがもう ふざけやったりとかしてわーって騒いだり とかする平和な日常があるとただそこにい てた息子がベトナムに移動するしてえ戦場 で命を落としてるとそのアメリカの中 アメリカの外の戦争っっていうところの 退避を作ってるというこの2元論になっ てるとこのえいろんなところにえっとこの 物語のロケーションであるとか場所の関係 人との関係え心のえ中の関係えそういう ところにえここ内側と外側この2つを 使い分けることによって物語のえ構成をし てるというところがこの映画のものすごく うまいところだから映画自体は3人の キャラクターが孤独を抱えていてそれが 成長していくとか再生していくとかそう いう話なんですけどありがちな話なです けどそのシンプルかつベストっていうか シンプルisザベストていうかえこの シンプルな物語なんですけどその外堀の 埋め方がうますぎるっていう感じですね さらにもう1つえこの映画のえ演出が ものすごくうまいよっていうところをえ今 からお話ししたいと思う思うんですけどえ このホールドオーバーズのえっと見所3つ 目はですね気分のいい静寂に浸るという ところなんですよな [音楽] [拍手]

この動画は【6/30のライブ配信】からの切り抜きです。全編はこちら → https://youtube.com/live/9Ll9mgOZawE

6月30日のライブ配信は《6月公開映画まとめてレビュー》でした!
毎年のことではありますが、
日本では夏場の映画がおもしろくありません!!!笑

なぜなら、夏休みシーズンを狙った子ども向け映画やエンタメ映画が劇場を制圧してしまうからです。

しかし、その直前の6月にはおもしろい映画が多い!ということで
今回のライブ配信では6月に公開される映画5本をまとめてレビューしていきます!

< 語る映画の予告動画まとめ >
映画『チャレンジャーズ』予告編 2024年6月7日(金)公開

映画『あんのこと』予告篇 6月7日(金)公開

映画『蛇の道』本予告(60秒)【6月14日(金)公開】

<6/21(金)公開>映画『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』90秒予告

劇場アニメ「ルックバック」本予告【6月28日(金)全国公開】

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映画を観るだけでは物足りない、そんな<映画狂い>の人と一緒に映画に狂っていくライブ配信を放送しています。

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