【感動★総集編】難病で寝たきりの息子を置き、家を出て行く姉夫婦に私が「ウチで面倒見る」→意外な秘密が明らかにされ、義姉の大興奮!【修羅場】

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【感動★総集編】難病で寝たきりの息子を置き、家を出て行く姉夫婦に私が「ウチで面倒見る」→意外な秘密が明らかにされ、義姉の大興奮!【修羅場】

おふいつまでも同居なんてしたくねえんだ よだから出ていってくれないおふがいたん じゃ夫婦での時間を過ごすのもできないし 大事な話があるって言ったのはそのこと だったのねでもどうしてこのタイミングで 行ってきたの15年も同居してたらもっと 他に言うタイミングはあっただろう にさんと話し合ったんです本当は結婚10 年を迎えた時に夫婦だけでいる空間が 欲しいから同居はもういいんじゃない かって思っててだけどとりあえず15年 くらいは一緒に住んであげようって直弥 さんが言って今日まで同居してきたん ですそうだったのでも同居を解消したい なら2人ともここにいるよりは他のところ 探す方がいいんじゃないここにはお盆や 正月になれば親戚中の人が訪ねてくるわけ だ しだったらその時にだけここに帰って来て くれればいいよそれ以外は別に住んで もらえればいいからえどういうこと出て いくのはあんたたちじゃなくて私ってこと な のそうだよだって俺はここで育ったから ここら辺で仕事したいんだそうなると出て いくメリットがないんだよ ねいやちょっと待ってよここは元々私が 住んでいた家なのよ私が出ていくのは ねえお母さんみともないですよ大人しく ここを出ていって生ぜよせを楽しんで くださいああそういえばなやあのことは 言わていいのああそうだったお袋退職金 まだあるよな貯金とかも合わせて 1000万くらいはあるだろそれ置いて 行ってから出ていってくれないかこの家 リフォームしたいんだよなとどガが来てる し さは は息子夫婦に出ていけと言われた挙句最近 してもらった退職金まで置いていけと言わ れてしまった私息子だからと甘く考えてい たのがいけなかったのかもしれないだけど 今回の仕打ちは許すわけにはいかなかった そこで息子夫婦が互いのことをどれだけ 知らないのか分からせてやることにした復 襲撃はここから だ私の名前は裕子最近丁年退職し今は主婦 をしながらのんびりとした生活を送って いる夫だが数年前に他したそれ以来ずっと 独り身だったのだが息子から同居しないか と言われ た1人だったしいずれそういう日が来るか もしれないと思い息子からの提案を 受け入れることに 息子は高校卒業と同時に就職して いる社会人5年目の時に19歳から交際し ていた彼女であるエミと結婚その少し前の タイミングで息子は独立したのだが利益は それなりに叩き出していたようだどうせ なら夫の生前に見せてやりたかったが言っ ても仕方ないことだこうして息子夫婦と 同居することになった私だったのだが意外 にも穏やかな日々が続いたお金のことで 揉めることはほとんどなく同居してはいる ものの互いに干渉しないというような生活 だったと思う最初こそもう少し仲良くし たいななんて思っていたが家族としての 距離感はこれでいいだろうと思いつかず 離れずの距離を保つこととなっ たこれに対して全く不満はなかったのだが 同居から三年して変化が訪れるなやから 金銭面のことで相談をされたのだおふく ちょっとお金のことで相談したいことが あって実は今借金しちゃってるんだよね これを聞いたは少し驚いた今まで弥がお金 で相談してきたことなどただの1度も なかっ た借金した理由について聞くと直弥は意外 なことを話し始め た仕事のストレスもあって週末によく馬に 行っててあんたそこまでお父さんに似たの ねそれでいくら借金したの 40万くらいか なたくこのことをえみさんには尚弥は首を 横に振りバが悪そうな顔をしていたきっと エミに行ったら雷を落とされること分かっ ているということだろういや本来なら叱ら れるべきだったんだろうが同居してくれた にかったもあってお金を貸してしまっ た尚弥は私に対して目をぐるっとさせ ながら感謝の意を伝えていたそれから借金 を返したようだがまた数年後同じ理由で私 に相談してきたのだ40万円だっって 決して安い金額ではない簡単に借りられる と思われるのも困るのだしかし そんな中でも名は私に土下座までして頼ん でき た本当にごめん今度こそ俺変わるからだ から頼むお金が今すぐに必要なんだなや頭 をあげて悪いんだけど今回ばかりは貸せ ないわ えもし私が貸したらあんたずと私に借りれ ばいいって考えになるでしょだから今回は 自分でなんとかし なさいた頼むよエミに言ったら俺離婚さ れるかもしれないしそうは言っても やっぱり夫婦で話し合うことだから私が 出しゃばったらだめ2人の問題として今回 は解決し なさいそうそん そんな思えばこれが始まりだったように 思うこのことがきっかけで尚弥は私に対し て冷たく当たるようになってい たきっとお金を貸してくれなかったことに 対して苛立ちを覚えていたの だろう次第に私と直弥の関係は悪化して いき最近までずっとまともに口は聞いてい なかったそれだけではない嫁の笑みも変化 していった同居中は夕飯は私が作り朝食は 彼女が用意していたのだがいつからかそれ も私になった元々家事全般は私がやってい たので別に問題なかったのだがそこに手伝 をしたいと言ってきたのはエミだったの だ嫁という立場場何もしないというわけに いかないと思ったのだろう私もそう思って いただが次第にエミは家事を手伝わなく なり仕事から帰ってきて好きなことをして 翌日ギリギリまで寝て出勤するという生活 を送るようになっていた私が用意した夕食 にもほぼというのは日日エとの関係が悪く なっていることはなかったのだが2人と私 の関係は悪化していくばかりだっ たそんな時に言われた今回の一見出ていけ と言われたことと出ていく時に退職金を 置いていけとのことだっ た本気なのね超本気だって最近の雰囲気 からして分かるだろ俺たちとお袋じゃ会わ ないんだよ悪いけどさっさと出ていって くれ分かったわその代わり 早く2人とも結婚しなさい えどういう意味だよそのままの意味よ じゃあ今日から荷作りして新居を探すから 1ヶ月くらいはここにいるわその後は2人 で悠々自適に進みなさい なおいどういうことだよもしかして年齢の せいで物忘れかおいおい勘弁してくれよ 結婚なんて俺たちとっくにしてるんだよ 15年経ったっていうのに何言ってんだか なあエミうんうん返事をするエミの顔は 少し曇っていたなおやあんた本当に何も 知らないのねまあいいわ私が出ていく日に 色々教えて あげるこうして私は身と神居を探し始め たその間尚弥は私が言った言葉がよほど 印象に残っていたのかしつこく聞いてき た一体何を隠してるんだとか知ってるなら 話してくれとか色々 だだが約束通り私は秘密については一切 話さなかったこうして新居も予定より早く 決まり私はいよいよ出ることとなった1人 分の荷物なんて高が知れて いるタンスとか色々あったのだがどうせ 戻ってきたりするならわざわざ動かさなく てもいいと思い そのままにしておくことにした第一いざと なれば家の名義は今私なので出るところに 出れば私が取り戻すことは可能だろう そして家を出る日その日は午前中に出る つもりで早く起きたのだがエミはすでにい なかったおそらく何かを察したのだと思う じゃ私は出ていくわね2人とも今日まで ありがとうそれからなやずっと知りたがっ てたわね あああんた結婚する時婚姻届けは一緒に 出しに行ってない でしょん ああそういえばあの時はエミが出しに行っ ちゃったみたいだな本当は2人で出しに 行こうって言ってたんだけど なんか先に出しに行ったんだよ な本当にそれって出した の えあんた今まで一緒に住んでいて何も違和 感を感じたりしなかったのどういうことだ よ別に何も感じなかった ぞどうせ書類とか全部あの子に任せてたん でしょいいわ話してあげる おそらくあんたとエミさんは結婚してない 正確には席を入れてないのよ え結婚2年目の時あんた入院したのを覚え てるわねその時同意を書かなければいけな いってことでえみさんは妻であるにも 関わらず私にサインを求めてきたんだよ どうしてか分かる入籍してないからよ もちろん病院によっては事実婚として同意 のサインを認められることもあるらしい けど入院先の病院は事実婚はダメだったの だからあの子は私に頼んできたの よ嘘 だろそれだけじゃない税金の控除とかも そうじゃない2人とも税金は別々なんじゃ ない [音楽] そうそういえば別々だああエミがその方が 得だからそうしようって言ったんだ尚弥は 次々と明るみになる事実にただただ驚い てるばかりだった驚くのも無理はない今 まで結婚しているとばかり思っていた妻が まさか婚姻届けを出していないなんてこと があったのだ しかし同時に何のためにえみがそんなこと をしたのかと思うことだろうその疑問に 答えるべく私はあるものを見せたそれは 消費者金融からの最速 だここれは覗く気はなかったんだけどね 掃除していた時に風に吹かれたのか廊下に 落ちてたのよそれでこれを見つけたのう嘘 だろこんなに借りてたなんてなや直接えみ さんに聞きたいならここに行ってみなさい そう言って私はある店の名前が書いてある メモ用紙を手渡した知り合いに紹介して もらった探偵に調べてもらったのここは ホストクラブよこ の男に今は完全に惚れ込んでるらしい わ結婚前から男好きだったみたいだけど まさか遊ぶ金欲しさに直弥と結婚したとは ねでも逆に15年一緒にいたんだから 大したもんだわ直弥は言葉が出ずその場に 崩れ落ちた私はそんな尚弥の姿を見て少し 道場してしまったが自業自得だと 言い聞かせ家を出ようとしたすると尚弥が 私を呼び止めたの だ おふくろ今から俺と一緒にエミのとろに 行ってくれないかおふは何もしなくていい ただ見届けて欲しいんだ出ていけって言っ たの にそれについては申し訳ないことをしたと 思ってるでも今だけはついてきて欲しいん だ今更というのもあったが悩んだ挙げ句 ついていくことにした時間は21時 過ぎ年齢とは不つり合いな格好をして登場 した エミ店に入ろうとした瞬間が彼女の前に 現れ大きく すぐ彼女を睨むエミは目を丸くして驚き目 が泳いでいたその場で話もできないので 場所を移動し話すことにし たお前言いたいことが山ほどあるけどな まず婚姻届けを出してなかったことについ て説明してもらおうかエミは一瞬ビクッと した様子だったがそんなことはない と首を横に振ったしかし弥がホストクラブ を知っていたことや消費者金融についても 言及したことで全てを察したようで婚姻 届けを出さなかったことについて話し始め た最初は結婚しようと思ってたんだけど 友達から言われたのよ遊ぶなら婚届けは 出さないでコにした方がいいってねだから 出さないでいたのよなやも独立した ばっかりだったし会社に不信に思われる こともなかったからちょうど良かったわ つくづくあんたが頭の悪い人で助かった な騙してやがったんだな騙せると思って なかったけどねさあもう行っていいかな私 今から素敵な人に会いに行くんだからお金 はどうしてるんだお前ない だろだから今通ってるホストの男の子が 一緒になろって言ってくれてるのよだから あんたとはおしまいおじさんより若い子の 方がいいに決まってる でしょエは今までとは違い言葉も汚く悪を つくように直弥と話していた尚弥の自業 自得だとはいえこの女もなかなかの人間だ だから何も知らない彼女に事実を伝えて やることにしたエミさんあなた相手の男性 のことどこまで知ってる の全部ですよっていうかお母さんまで来た んですね 随分息子さんが大事なよう でなやも自業自得だから別にあなたに 突き放されようが何をされようが私は知ら ないわただあなたもなやと一緒になって私 のことを追い出したでしょうだからあなた にとって必要な情報を あげるあなたの好きな男結婚どころか あなたを時に夜の仕事に飛ばすつもり よ何言ってるんですかそんなわけない でしょポストからも借金してるでしょ悪い けど全部探偵に調べてもらったの え返せなくなったらそういうのを紹介する 人もいるみたいねあなたの相手もそう らしいわわかる彼らは仕事をしてだけ あなたは勝手に恋心を抱いてるだけなのよ あ嘘だうれてショックを受ける絵にそれを 見た尚弥が高らかに笑い声をあげるしかし 私からすれば尚弥も相当悪い人間である ことに変わりなかったギャンブルと借金 さらには親を追い出そうとする始末 エミの肩を持つわけではないが人のことを 見下すなんてとんでもないこと だなおやあんた今そうやって見下してる けどあんただってギャンブルやってたんだ から一緒じゃ ないお おいは私に借金までしてそれで重ないって 言ったら今度は追い出そうとしたでしょう そんなのどうかと思うわ今言わなくても いい だろあんた最低ね私のこと責めてるけど 結局同じ穴の無品なんじゃないうんよかっ たあんたとなんて席を入れなく て俺だってそうだわその後2人で見にくい 言い争いをしていたこうしてみるといい 夫婦に見えた 結局2人はもう関係を終わりにすると言っ て別れることとなったのだその帰り道尚弥 は今までの私に対する態度を 一変タックあんなひどい女だとは思わ なかったぜ本当は俺はおふと一緒に住み たかったんだぜだけどあいつが さああそうじゃ私そろそろ帰るわ ね何言ってるんだよ家に帰ってこいよ あいつとの関係も終わったことだし帰って くればいい だろうそれもそうねだけどあんたはもう すぐ追い出すわ よ えあの家はもうすぐ売却することになっ てるのよ知らないかもしれないけど私が今 あの家をついでるのだからどうしようと私 の勝手なのよちょちょっと待てってあの家 は親父が残した家だろそれなのに簡単に 売るのか よ ええあんたにすまわせるぐらいなら売るわ きっとお父さんも許してくれるしね私の 言葉を本気だと捉えた尚弥は弱気になり常 に訴えかけてきた 今までのことを謝罪しなんとか許してくれ ないか考え直してくれないかと必死な姿を 見せるだがもう私の心は決まって いる簡単に母親を捨てられるような息子を 信用できるわけないでしょこれからは自分 で考えて人に感謝して生きていくことね それじゃあ検討を祈る こうして今回の一見は終了した尚弥はその 後自宅をしぶしぶ出ていった仕事は辞めて いないが今1つ身が入っていないらしい妻 からの裏切りに会いその上私からは見捨て られたのだそうなるのもまあ 頷けるそれから災難は続くものでエミが 借りていた借金に連帯保証人として名前を つねてしまった尚弥は借金返済もしている ようだそのエが私の忠告を無視して結局 ホストに通い続けたらしい結果今は紹介さ れた店で働いているとのこと逃げることが できず今は心身共にボロボロになっている と聞いた自毒だろう私はあれから余生を 楽しんでいるちなみに家は売却していない 売却するというのは尚弥を出て行かせる ための口実だ今は来客が多く楽しい日々を 過ごして [音楽] いるけがわしからこの家をまたがないで 早く帰ってちょうだい え思いがけない義姉の言葉に私は固まって しまう最初は冗談かとも思ったが自子の 表情はずっと冷たいままだっ た今更何しに来た わけあの旅に行ったのでお土産を持ってき たんです けどいつもなら笑顔で迎え入れてくれるの にこの日はまるで 違う何それご機嫌取りのつもりえ どういうことですかいいから帰ってくれる もう2度と来ないでちょうだい ちょっと待ってくださいお姉さんどういう ことです か私の名前ははみ専業主婦をしている25 歳旦那のマとは大学からの付き合いで結婚 してそろそろ1年になる結婚してからと いうもの私は毎日幸せな日々を送っていた マは帰りが遅いこともあるけど一生懸命 仕事をして私のことを養ってくれている そして義両親は優しい人たちで私のことを とても可愛がってくれた私が結婚の挨拶に 行った時もはるみちゃんみたいな子がお嫁 に来てくれるなんて嬉しい わよかったなまとこんな美人なお嫁さん もらえ てそう言って喜んでくれたそして の姉さんも私のことを本当の妹のように 可愛がってくれて いるずっと妹が欲しかったからはるみ ちゃんがお嫁に来てくれて本当に嬉しい 一緒に買い物とか行こうねはい是非行き ましょう週末には義姉と義母と3人だけで 買い物に出かける日もあったし斗が忙しい 時は私1人で義家に遊びに行くこともあっ た本当に人たに囲まれて私は改めて正斗と 結婚してよかったなと思っ たそんなある日私が友人と旅行に行ったの でそのお土産を疑家に持って行った時の ことだお邪魔しますお土持ってきまし た私がそう言って義実家に上がろうとする と義姉が出てきてそれを止め たけがわしからこの家をまたがないで早く 帰ってちょうだい え思いがけない義士の言葉に私は固まって しまう最初は冗談かとも思ったが自子の 表情はずっと冷たいままだっ た今更何しに来た わけあの旅行に行ったのでお土産を持って きたんです けどいつもなら笑顔で迎え入れてくれるの にこの日はまるで 違う何それご機嫌取りの つもりえどういうことですかいいから帰っ てくれるもう2度と来ないでちょうだい ちょっと待ってくださいお姉さんどういう ことです かお姉さんなんて呼ばれる筋合いないから あなたみたいな最低な女はもう家族でも なんでもない わ義姉はそう言って私を 怒鳴りつけるなぜ義姉が突然そんなことを 言い出すのか全くわからず私は呆然と しまっ たお母さんもお父さんももうあなたの顔 すら見たくないって言ってるわ そんなマとももう離婚したんでしょだっ たらうちには来ないで え 離婚さらに頭が混乱するもちろん私と正斗 は離婚なんてしていないし喧嘩すらしてい ないどうして私たちが離婚していることに なっているのか全く状況がつめないでも 義姉はそんな嘘をつくような人でもない私 はただただ困惑してい たとにかく帰っ て離婚ってどういうことですかちゃんと 説明してくださいよ正斗がそんなこと言っ てたんです かなかなか出ていこうとしない私に対し 義姉はめんどくさそうな顔を するいいから早く出ていって よ義士の見幕に押され詳しいことを聞け ないまま義実家を追い出されてしまっ た私は家に帰るとすぐに正斗を問い詰めた あなたの実家にお土産持って行ったら お姉さんに追い返されたんだけど私たち 離婚してることになってるし一体どういう ことなのあなたが何か言った の私がそう言うと正斗は一瞬焦った表情に なったえそうなの とぼけないでよあなたが何か言ったん でしょいや俺は何も言ってない けどじゃあなんで私がお姉さんに追い出さ れなきゃいけないの2度と家に来ないでっ て言われたんだからねそそうなの か私何かしちゃったそれでみんな怒ってる のどうなんだろう ね本当に何も知らないの知らないよ マは何かを知っているようだったけど堅く に教えてはくれなかったもしかしたら私に 気を使って何も言えないのかもしれない その後何度マを問いただしても俺には 分からない よと言われるだけだった仕方ないので自分 で原因を探すことにしたしかしいくら 思い返してみても思い当たることは1つも ない最後に疑に行ったは先月だったけど その時も両親と義姉はいつも通りだったし 変わらず優しかったそれから今日まで会っ ていないその間に私が何かしたわけでも ないしやましいことも全くない1人で考え ていても一向に原因を見つけることができ なかったので仕方なくマの携帯をこっそり 見てみることにした本当はダメだと思って いたけどもしかしたら義姉や義両親との やり取りの中で何か分かるかもしれないと 思ったのだマがお風呂に入っている隙に こっそり携帯を見てみると衝撃的な事実が 発覚したなんとマは私が浮気をしていると 義姉に連絡していたのださらに読み進めて みるともう離婚の話も進んでいるとも書か れているはあどういう こと私は思わず声が出てしまうそれだけで なく今までは私がマのお金で散在していた などという嘘まで義姉に報告していた もちろん私は浮気も散在もしていないし 正斗から離婚の話だって聞いていない 明らかに正の嘘なのに義姉はショックの あまり信じ込んでいるようだっ たそれであの時お姉さんはあんな言い方を してきたん だようやく状況が分かってきたでもどうし て正斗はこんな嘘をついたのだろう その理由を探るためにさらにマの携帯をく なく調べていた私は驚くべき事実を当たり に する何よ これそれはマリという女性との連絡履歴に あったマはマリとのやり取りの中で早く妻 と別れて君と結婚したいなんて話していた 浮気をしていたのは正斗の方だったのだ 私は入浴を済ませて戻ってきたマを 問い詰めること にこれどういう こと私はマの携帯の画面を見せるするとマ は慌てて私から携帯を取り上げたおい何 勝手に見てるんだ よあなたに聞いた時何も知らないって言っ たよねでもあなたがお姉さんに嘘を言って たんじゃないそれ はどういうことか説明もらえるなんで私が 浮気して散在したことになってるのよ しかも離婚の話が進んでるって 何色々事情があって何事情って今更 ごまかせるとでも思ってる わけこの後にを呼んで言い訳をしようとし ている正に呆れて私は思わず笑ってしまっ たそれからマリって女の人は誰なの随分親 しげだけど それ はそういったままわは下を向いて黙り込ん だしばらく待っていても何も話し始めない のでもう言い逃れできないよさっさと説明 しろ私はそう言ってお打ちを かけるわ分かった よまとはようやく観念して全てを話し始め たわの話によると数ヶ月前からマリという 女性と浮気をするようになり今では完全に 気持ちもその女性に向いているらしい私と 別れて浮気相手と結ばれたいけどそんな ことしたら両親や姉が黙ってないと思い それが気がかりでずっと踏みとどまってい たようだ確かにマが浮気をしていたなんて 知れば義両親と義姉は私の味方をして くれる だろう斗のことを責めるだろうし最悪を 切ると言い出すかもしれないそう思った 正斗は私が浮気をしたことにして義両親や 義姉から私が嫌われるようにしけたよう だっ たどうせそんなことだろうとは思ってた けどねあなたって本当最低ねしょうがない だろうそうでもしないと家族と仲が悪く なっちゃうんだ からだからってあることないこと言って いい わけマは全く反省する気がないようだった 私に向かって謝ることすらし ないとにかくお姉さんたちの誤解は解いて もらうからねいやそれはなんで私が濡れ気 を着せられなきゃいけないの よ分かったよ俺が後で言っておくから後で だって今日はもう遅い しこのままではうやむやにされてしまうと 思ったので私は義実家に電話をかけるおい 何してるんだよ黙っててもう夜遅かったが 義姉は電話に出てくれ たもしもしお姉さんですか電話の相手が私 だと気づくと義姉はあらめに冷たい態度に なっ たこんな時間に何のよ迷惑なんだけどすい ませんでもどうしても聞いて欲しい話が ありまして はあ今更 言い訳ではマに変わりますね正が本当の ことを全部話してくれるの で本当の こと私はマに無理やり電話を変わった もちろんスピーカーにして義姉との会話が 私にも全部聞こえるような状態 でまさと話って何なのいやその 私はマを睨むいやなんでもないんだこいつ が勝手に誤解を解きたいなんて言い始めた んだけど誤解なんて何もない から正斗がそうごまかし始めたので私はマ と浮気相手との連絡の内容を義姉に送る こんなこともあろうかと証拠として あらかじめ写真を残しておいたの だこんな時間にごめんねなんでもないから もう切るよ 正斗が電話を切ろうとした瞬間義姉が止め たちょっと待ってまりさんて誰 え今はるみちゃんからあなたとマリさんの やり取りが送られてきたわよえどういう こと正斗は動揺を隠せないすかさず私は 電話口の義姉に向かって説明 するお姉さん私は浮気なんてしていません 浮気をしていたのは正斗の方なんですえ どういう こと浮気相手と再婚するなんて言ったら 家族に反対されると思ったから私が浮気し たことにしてご家族が私のことを嫌うよう にしけたみたいなん です私は完結に全てを伝えたまさと私たち を騙した のち違うんだよ姉ちゃん何がが違う の義姉は冷静に聞き返すしかし言い訳も 思いつかないのか正斗は言葉に詰まって いるいや そのあなたのせいでアルミちゃんにひどい ことを言っちゃったじゃないどうして くれるの よ義姉はそう言って正に怒鳴る私は ようやく誤解が解けたと思いほっとため息 をつい た今日はもう遅いから明日うちに来なさい はるみちゃんも一緒に来てくれるこの間の ことも全部謝らせ てわかりましたはるみちゃん本当にごめん ねあんなにいい子だったはるみちゃんが 浮気してたなんて聞いて裏切られた気持ち になっちゃったのそれであんなひどいこと を言っちゃっ た義姉は涙声で謝ってくれ た大丈夫ですよそんなことより誤解が解け て本当によかった ですそれじゃ明日 改めてわかりまし た私と義姉が喋っている間正斗はずっと うれていた電話を切って寝室に向かおうと したが正はソファーに座ったまま呆然とし ている私に全てをばらされて絶望している のかもしれないそんな姿を見ても慰める気 にもなれなかっ たそして次の日私たちは疑実家へ向かった 最初正斗は行きたくないと抵抗していたが 今日行かなかったところで今度は義両親と 義姉が私たちの家に押しかけてくるだけだ からね私がそう言うと諦めてついてきた そして疑実家に着くとまず義両親と義姉は 私に向かって深深と頭を下げて謝ってくれ たはみちゃんの話も聞かないであんな失礼 なことを言ってしまって本当にごめん なさい義父も義母も誤解して悪かったと 言ってくれたもちろん義両親や義姉は悪く ないので謝らないでください誤解してたん ですから仕方ないですよと言って許し た本当に ありがとうまさとよくも私たちのことを 騙したわ ね3人とも今度はのに向き直り一斉に斗を 説教し始めたそれを正は黙って聞いている もう全部バレてしまったので今更何も言う ことがないのだろうすると義父がちゃんと 反省してるのかこのバカ息子 がと震える声でマに怒鳴り涙を流し始めた 正斗は実の父親の涙を見ても何も言わず ただ俯いているその後も義姉や義母に怒ら れていたがその間も正斗はずっと下を向い て黙ってい たそして最後に私は記入済みの離婚届けを 差し出したじゃあこれにサインしてくれる え正斗は驚いと顔をした私から離婚を 切り出すとは思っていなかった らしい浮気相手のとに行ったらいいじゃん 私はもうあなたみたいな人無理だ から私がはっきりそう言うと義両親も義姉 も賛同してくれ たこんな最低なやとは別れた方がはみさん のためよ正斗がこれからできることは離婚 届けにサインして慰謝料払うことだけはあ 慰謝 料当然でしょ浮気してるんだ から慰謝料の話が出るとはに嫌そうな顔を し たもう知り合いの弁護士さんにも連絡して あるしあとは弁護士さんを通して話し ましょう分かった よまはそう言ってあっさり離婚届けを書い てくれた元々私と離婚したかったマからし てみれば結果をオーラとでも思ってるのか もしれない書き終わるともういいだろう俺 は帰るから なそう言って立ち上がっ 斗は一刻も早くこの場から逃げたいようだ そんな正に義姉が言うそうねさっさと出て いってちょうだいそしてもう2度とうちに は帰ってこないで え当然でしょあなたみたいな最低な人とは もう縁を切るつもりだからねお父さん お母さん義子がそう言うと義両親も頷く あっそもういいわいとこんな家帰ってくる かそんな捨てジフを吐いて正斗は義家から 出ていっ たその後私は離婚届けを役所に提出しに 行き無事離婚が成立し たそれから数日後家の荷物も片付き私の 実家に全部移動が終わっ たは慰謝料の金額についてずっと文句を 言ってきたが的にはまあマリと結婚できる ならこれくらい安い わそう言ってちゃんと払ってくれることに しかし慰謝料のことが相当気に入らなかっ たのかマリはお前なんかよりずっと可愛い し毎日幸せに暮らせそうだ わマはそんな嫌味ばかり言ってきたこんな ところでくだらない言い争いをしたところ で何の意味もないと思ったので私はは何も 言い返さず無視し た数ヶ月後噂によると正斗は浮気相手の女 とはもう別れたらしい本格的に交際が進み 結婚の話になったところで実は借金がある と泣きついてきたんだとか道場した正斗は 浮気相手の借金を肩代わりしてあげること にそしてその数日後には浮気相手と連絡が 取れなくなってしまったとのこと元から そのつもりでに近づいたのかもしれ ないその後マは借金を返していくはめに なったが私への慰謝料を払ったばっかりで 貯金もほとんど残っておらず借金取りに 追われる生活に耐えきれなくなったマは 実家に助けを求めたようだが当然義両親が 歓迎してくれるはずもなくすぐに追い返さ れたんだと か今は家も引っ越しボロアパートで一生 懸命借金を返す生活を送っているという せめてあの時しっかり反省して謝っていれ ば少しは助けてもらえたかもしれないのに 一方私は未だに義両親や義姉と仲がいい今 でもたまに連絡を取り合ったりもするマと 離婚してもこうして仲良くしてくれること がとても嬉しかっ たそしてあれから私はマよりもいい人と 出会うことができた仕事関係で知り合った 人で張りもできるし私のことを第一に考え てくれる優しい人だお互いに結婚を見据え てのお付き合いをしている今はマと結婚し ていた時よりも幸せな日々を送って [音楽] いる俺は家を開けるから久しぶりに苗も 母さんと一緒に過ごしてみたらどうだ たまには2人で話す時間も必要だろう認知 症の母と同居する兄私は兄から誘われて 久しぶりに母と会うことにしたお母さん 久しぶり私のことわかる えっとどちら様でしょうか息子のお友達 だったかしら母には忘れられてしまってい たが私は母を久しぶりに実家に連れて行っ てあげようと思ったしかしごめんなさい まだここからは出られないのあの人にご飯 をあげないと母の認知症は私が思っていた よりも信仰しているようだっ た私の名前は早苗結婚して3年になる夫と 幸せな夫婦生活を送っている子供はまだい なかったがお互いに若い私たちは2人だけ のプライベートを大切に過ごしていた そんな私には母と兄がいる以前は母と兄が 同居していたが父は病の悪化により数年前 に多してしまっている母もすでに高齢で兄 から聞いた話では認知症を患っているそう で1人では生活できないような状態になっ てしまっている らしいそんな兄はと言うとまだ独身では あったが専業で占い師をやっている兄は昔 から成績優秀で人当たりもいい誰もが羨む ような理想の兄だと周りからよく言われた ものであるその兄の印象もあってか占い師 の仕事はとても好調らしい占いを通して いろんな人の悩みを聞いたりアドバイスを 出したりして多くの人のになっているそう だその上現在は認知症の母が自ら兄との 同居を申し出たことにより兄は認知症の母 の面倒を見ながら生活している初めは私の 家で母の面倒を見ると申し出たが兄よりも 母に反対され母は兄の家に行ってしまった 早には早の家庭があるでしょでも少し 寂しいから来てくれると嬉しいわ色々と 話したいこともあるしね忘れっぽくなった と語る母と私が最後に会話をしたのは そんな内容だったそれから23年私は母と は顔を合わせて話をしていない年末年始 くらいは電話をするが面と向かって話した のはもうかなり前のことになるしかし私は 認知症の母を疎ましく思っているわけでも 兄の方へ行ってしまった母を恨んでいる わけでもないむしろ私は兄以上に母のこと を心配していると断言できるそれでも母と なかなか顔を合わせないのは私と兄の関係 に理由があった誰にでも優しくて完璧な兄 だがその外向きの顔が真っ赤な嘘である ことを私は知っていた兄は異常な 周から見える自分の世間に敏感な人だった 誰にでも優しい姿は演技をして取りろって いるだけに過ぎずその本性はあまり他人に 興味を示さない冷たい人間だったその証拠 として私は昔から兄の理不尽な嫌がらせを 受けていた幼い頃は無意味に叩かれたり物 を取り上げられる程度のものだったがせの 習慣は私が社会人になっても続き兄は子供 の頃よりもずっとずる賢しこ私をいじめる ようになっていったあんまり恥ずかしくて あまり言えないんですけどうちの妹は昔 から引きこもりでして私の助けなしだと 生活できないような子なんですよ大人に なった兄は周囲の人間に対して頻繁に私の 悪評を不調しているようだった もちろんそれらは全て兄の作り話である しかし信頼されている兄の話は周囲には 事実として受け止められ私が兄の知り合い と顔を合わせると哀れむような目線を向け られることが珍しくなかった私も初めの頃 は必死に弁名していたが兄の知り合いには なかなか信じてもらえず次第に私は弁名 する気力すら失ってしま 知らない誰かに悪く思われるよりも夫や母 を初めとして本当に私のことを分かって くれる人がいるならそれでいいと私は思っ たが兄からの嫌がらせはそれだけには とまらなかったうちの妹ってば極度の人知 でしてよければ皆さん妹と話していって あげてください人見を直すには経験が1番 ですからね ある日兄は妹に友人を紹介するという名目 で突然私の家へ押しかけてきたことがあっ たもちろん私は何も聞かされていないかと いって兄以外は本当に善意で来てくれた人 たちのようでそんな人たちを無に返すわけ にもいかず2人暮らしにしては広目の 私たちの家は兄の友人たちの飲み会の場に されてしまった の他にも引きこもりだったせいか妹は全然 整理ができなくてですねこうやって私が 捨ててあげないとすぐにゴミ屋敷になるん ですよと言って私の目の前で私物を勝手に 捨て始めるのだ私がゴミ箱から捨てられた 私物を回収しようとすれば兄の言う通り 整理のできない妹だとさらに強調している ようなもので他人の見ていないとで回収 する他なかったこのように自分のことを よく見せつつ私のことを貶めるような兄 だったが挙句の果てには父の不法をわざと 私には知らせないという嫌がらせまでして きた私をジップの葬儀に駆けつけない非 常識な妹ということにして自分はそんな妹 を広い心で許す寛大な兄の姿を親族に 見せつけ 私は父の不法を母から伝えられたがその時 にはすでに親族の間では私への最悪な評判 は浸透してしまっていたさすがの私も我慢 ならずこの時ばかりはそんな兄に対して 怒鳴り込んだもういい加減にして兄さんが 私のことを好きかって似うせいで私が困る の自分をよく見せるのは勝手だけど私を 込まないでよしかし兄は誰も見ていない 場所特に私と2人っきりの時はその本性を あわにしたはあんなこと知らねえよ 悔しかったらお前も俺の真似をすればいい だろうまお前の言葉を信じてくれるや なんているとは思えないけど なその時に私は兄は私の嫌がる顔を見る ためだけに嫌がらせををやっているのだと 理解したそれからは何を言っても無駄だと 思い兄や兄の知り合いとは距離を置くこと にしたそれ以外に私にできることはなかっ た今では母の世話関係で連絡する時以外兄 との接点はない兄はずる賢しこ最低な奴 だったが母のこと以外では距離さえ置いて いればなんということはないと思って [音楽] そんなある日母のことで兄から電話が入る よかったら母さんと会わないかさえってば 俺が言わないと母さんに会おうとしない だろ俺は数日家を開けることにするから その間は2人で過ごすといいよなんなら 母さんを実家に連れて行ったらどうだい 外向きの口調で話しているということは兄 の周囲には誰かがでいい兄を演じている ことは容易に察しがついていたもちろん兄 が善意で私と母の時間を設けるわけがない どうせなんだかの理由で家を開けなければ ならずその間の世話を私に押し付けようと いう魂胆なのだと思ったしかし私はその 口車に乗ってみることにしたそうだね 兄さんが言う通り母さんに会いに行こうか な実家にも連れて行ってみるよ認知症には 刺激が必要って言うしね兄に都合よく使わ れることは尺だったが私が母に会いたいと いう気持ちは事実だったむしろ兄を仲介せ ずに母に会える機会になると私は考えて その話を受け入れることにしたそれは 良かったよ日は後で伝えるねあと僕の家に 行く時は物置きにてあそこには大切な仕事 道具がしまってあるんだ壊れると困るから 絶対に開けないでねうん分かったよそれ じゃあねその日の電話はそれで終わったが 兄が倉庫について注意をする時の口調は 少し違和感があるように思ったしかし 物置きの剣で兄から報復をされてもたまら ないと思い私は母に会う以外の余計なこと は考えようにした数日後兄から指定された 通りに私は母のいる家を訪れたお母さん 久しぶり早苗だよわかる早苗さん えっとタのお友達だったかしら久しぶりに 会った母は認知症が進んでおり実の娘の ことも分からない様子だった兄は母に覚え られていて私は母に忘れられていたことが 悔しかったがそれは兄と会いたくない理由 に過去つけて母に会っていなかった自分の せいだと痛感した娘の早苗だよ覚えてない 母は首をかげるばかり私は少し泣きそうに なったが今は母の世話に専念しようと思っ たお母さんここどこだか分かるここは息子 の家なんです 私ってば年だから1人で生活できなくって ねならお家に帰ってみないタさんからも 言われてるからさ母なら実家に帰りたいと 言い出すと思っていたが帰ってきたその 反応は少し意外なものだった帰りたいのは 山々なんだけどね私はここを離れるわけに はいかないからどういうことあの人にご飯 をあげないと誰のことを言っているのか 分からなかったがなんとなく亡くなった父 のことを言っているのだと思ったきっと母 の中ではまだ父は生きてることになって いるのだろうと思うとおいてしまった母の ことがかわいそうに感じられてしまうそっ かならこの家にいようか母を実家に連れて 行くことは諦め私は兄の家で母の面倒を 見ることにしたその夜私は今に布団を敷い て母の隣で寝ることにしたおさんが怒る から電気消すね認知症の母は部屋の電気を 消そうと立ち上がったが向かった先は壁の スイッチではなく 玄関何をしているのかと不思議に思った私 が玄関を覗き込むと母は傘を器に使って家 のブレーカーを落とそうてい何やってるの そんなことしなくても部屋の電気は消せる よしかし母は私の話を聞かずついに ブレーカーを落としてしまう電気が止まり 家の全ての明りが消えてしまう全くもう私 が元に戻しておくからお母さんは布団に 戻ってて母のとな行動に驚かされながらも 私はを元に戻して電気を復旧させようと するしかし母はそんな私の手を掴んで静止 してきたさえブレーカーはそのままにして ちょうだいもう監視カメラも盗聴機も動い てないわ認知症とは思えないほど理性の ある目で母は私に訴えかけてきたもう出て きて大丈夫よ母がそう話しかけたのは兄が 開けるなと言っていたも 私はわけが分からなかったが母が 話しかけると物置きの内側から扉が ゆっくりと開いたそこにいたのはボロボロ の服を着た女性頬が削げてしまっていて とても弱っているように見えた女性は私と 目線が会うとビクビクと物置きに隠れて しまいひどく怯えているようだった大丈夫 よこの人は私の娘あなたにひどいことを する人じゃないわ母は女性の背中をさすっ ていたがその中で母が私のことを娘だと 認識していることに私は驚いたお母さんこ れってどういうことこの人はそれに お母さんは認知症だってさえ色々と混乱 するかもしれないけど今は落ち着いて あまり時間がないの今から話すことは全部 事実だから落ち着いて聞いてほしいのそれ から私はことの真相を聞かされることに なったまず母の認知症は演技であった母は 私のことを娘だときちんと認識しており 以前の母同様にハキハキと言葉を話すこと ができていたこの人はタヤの交際相手なん だけど今は監禁されている状態なのそれで 精神も病んじゃってね名目上はこの人が 認知症の私を世話することになってるけど 私が世話をしないとこの人はもう危ないの よ母が言っていたあの人とはこの女性の ことだった私が来るまでは本当にひどい ことをされていたみたいでね今では私の 世話をさせるために生かされているような 状態なのそれから私は兄が女性にしてきた ひどいことの数々を聞かされることになっ た女性は元々兄の占いのお客さんであり兄 に占いをしてもらったことがきっかけで兄 と交際に発展したらしかったしかし彼女と 兄が同居を始めると兄は異様なでの束縛を しいて女性を家に監禁してしまった らしいそんな女性のことを母が知ったのは 兄と女性が際を始めてからのことまだ女性 が監禁される前母は兄から女性を紹介され たそうだがこの時からすでに母は女性の 様子に違和感を覚えていたそうだ母は ずっと女性のことを気にしていたが兄に 女性のことを聞いても何も教えてもらえ なかったらしいそれから数ヶ月後母が兄に 内緒で家を訪れてみると監禁され 女性を発見したということだった母はすぐ に警察に連絡しようと思ったが証拠が なければずるがしこい兄から女性を 救い出せないと思って踏みとどまった らしいその代わりに母は認知症の演技をし て兄の家に忍び込み女性を助けながら兄の 犯罪行為に対する証拠集めを行っていた そうだ苗が来てくれて助かったわはこれで やっとあの人を助け出せる母にお願いさ れるまでもなく私は母と協力して女性を 保護することに決めた女性を落ち着かせて から私の車まで運ぶ母は集めた証拠とその コピーを私に手渡してくれた念のため私は 夫にもこのことを相談して警察に向かおう と思ったその時私のスマホに兄から電話が かかってきた兄さんからだその言葉に誰も が息を飲み私は怪しまれないように慎重に 電話に出たもしもしお前今どこにいる兄の 口調は乱暴なものだった兄さんの家にいる よ母さんを実家に連れて行こうと思ったん だけど母さんてばわがままいて動かなくて さ仕方なく兄さんの家に止まることしたん だ止まっちゃまずかった止まるのは別にだ けど物置きだけは開けるなよそれじゃ兄は 女性のことが私にバレたことをまだ知ら ないらしい物置きを開けるなと言っていた のは女性が閉じ込められているところを見 られるとまずいからなのだろう急ぎ ましょうさえ車を出して私たちは車に 乗り込み夫への連絡はからしてもらった夫 も事態を察知して女性を私たち夫婦の家で 保護することに賛成してくれたひとまず これで安心ね家に着くと女性は夫にも ひどく怯えているようだったが母が必死に 助かったことを伝えると女性は泣き出して しまったその様子を見るだけで女性が兄 からどれだけひどいことをされてきたのか 実感できたそして明るいところで母のこと をよく見てみると頬のところに青がある ことに気づいた青のことを母に尋ねても何 も教えてくれなかったがきっと兄は認知症 の母にもひどいことをしてるに違いないと 思った私たちは母の集めた証拠を手にして 一目さんに警察へ駆け込むことにし た母が集めた証拠が認め すぐに警察が動いてくれることになった 警察は逮捕上を取って警官を向かわせると 言ってくれたが母はそれだけでは不十分だ と思ったらしく息子はずるがしこいやです 感づかれて逃げられないような確実な方法 で逮捕をお願いしますと警察にお願いして いた警察もそれを受け入れたようで私たち はとある作戦を立てることにしたああ 兄さん帰りの足がなくて大変でしょよかっ たら乗せていこうか私たちは警察と協力し て帰ってきた兄を待ち伏せして逮捕する 計画を立てた私が兄を呼び出し油断させ 近くで待機していた警察が兄を逮捕すると いう作戦である作戦当日私は兄を油断さ せるために空港で兄と対面したお迎え ありがとね お母さんは何もなかった認知症がひどくて 大変だったでしょう電話とは違う外向けの 態度する兄兄は一緒に出てきた女性に手を 振って別れているようだった仕事道具が 置いてある物置きは触ってないよねうん何 もしてないよならよかったそれじゃ行こう かうん荷物持とうかありがとうそれじゃお 願い女性のことがと油断する兄私はその 後ろをついていきながら近くで待機して いる警官へ合図を送ったちょっとよろしい ですかはいどうかされましたか取ろうこと が得意な兄は警官に話しかけられても余裕 の態度を見せていたしかしあなたに逮捕上 が出ておりますご同願えますね指示された 警察手帳と逮捕を兄は何も言うことはなく 突然空港の中を駆け出したしかし警察から 逃げ切れるわけもなく別の場所で待機して いた警官打に取りえられ無事逮捕される ことになったそこで兄は呆れたことに逮捕 されたことよりも警察に取りえられている 自分に向けられた視線を嫌がっているよう で必死に顔を隠そうとしていたそう だ逮捕された兄は交流され私と母は面会が 許された面会室には外向きに取り繕う優し そうな兄はすでにおらず隠していた本性を そのままに私たちを強く睨みつけていた よくも俺を騙しやがったなお前らのせいで 俺の人生めちゃくちゃだ兄は今まで見下し ていた私に出し抜かれたことが許せない ようだったそして長年築き上げてきた自分 の評価が逮捕によって覆ってしまったこと に激しい怒りを隠しきれない様子だった 出所したら覚えとけよ俺には味方が大勢 いるんだからなお前らの人生も めちゃくちゃにしてやるよ反省するどころ か私たちの復讐すら格している兄に私たち は平々としてしまったあのさ母さんが あんたと住みたいって言った理由分かって ないでしょ母さんはね認知症の演技をして あの女性を助けるために頑張ってたんだよ 母の事実を聞かされて兄はとても驚いて いる様子だった証拠を集めてくれたのは 母さんだけど直接あんたを逮捕する きっかけを作ったのは私人1人の人生 めちゃくちゃにしておいてバレないとでも 思ったのふざけるなよお前ら俺はお前らと 違って世間定がいいんだ弁護士の知り合い に頼んで無罪にしてやるこいつには世間定 しかないのかと思うと憎しながら兄のこと がとても恥ずかしく思えて仕方がなかった 犯罪者に味方してくれるような人なんてい ないと思うけど本当なら家族が味方して くれるんだろうけどあんたは散々私たちに 嫌がらせ たもんねどこまで行っても自業自得じゃ ない少しくらい刑務所で反省してきたら どう兄は何も言い返せなくなって暴れだし たがすぐに職員に取りえられる兄は部屋を 引きずり出される最後まで私たちへの恨み の言葉を吐いていた後から聞かされた話だ が兄には監禁されていた女性とは別に交し ている女が複数おり私に母の世話を 押し付けたのもそのうちの1人と旅行に 行くためだったそうだ兄は認知症の母を 置いて旅行に行くことを周囲には自分は妹 と母を再開させたがそのお礼として自分 たちは旅行に行かせてもらっていると説明 していたそうだ私に母の世話を押し付けた だけの話によくもそこまで嘘がつけるもの だと思ったがやはり兄はどこまでも世間を 気にする男なのだと私たちは切れはててい た兄が逮捕された後監禁されていた女性に は平穏が戻ったそして母は改めて女性に 対し土下座をして謝罪していたこの度は 息子が本当に申し訳ありませんでした損害 賠償でも何でもお支払いいたします母は 老後の貯金を使い切てでも女性への償いを するつもりだったのだそうしかし女性は母 を責めることはなくむしろ本人の意思で 今後も母との生活を続けたいと言ってくれ た母はそれを泣きながら受け入れ新たに 住む家を建てることになった元々あった 実家はケーキを終えた兄にバレる可能性を 考えて売り払い母は老後の貯金を使って 女性と住むための大き家を立てた私に何か あった時この家は苗たちが使ってもいいし 苗がいらないならあの人に譲ってもいい 住む場所に困らないなら誰かに貸したり 売ったりしてもいいしみんなが納得する なら全員で住んだっていい追い先短い私の ことは気にせずみんながいいように使い なさい母はそう言って新築の家については 深く言うことはなか もちろん縁を切った兄の続権は認めない胸 を記した遺言書も作成した有罪判決を受け て懲役刑が確定した兄そんな兄からの束縛 はなくなったとはいえ女性と母の2人だけ では生活の不安もあるだろうと思い私と夫 は新しい家の近くに引っ越すことを決めた それからというもの母は高齢ながらも認 どころか病気の1つもすることなく元気に 過ごしている女性も精神家に通院しながら 心の傷を癒しつつ再び社会復帰できる日を 目指して頑張っているそれから女性は 私たち夫婦に子供ができることを楽しみに してくれているようだった私たち夫婦も母 が元気なうちに子供を作ろうという話をし ている親族でもない女性を加えた私たちの 関係は旗から見れば不思議に思えるかも しれないが世間定なんてあまり気にせずに 私たちは家族としてこれからも幸せに 暮らしていこうと思って いる私こういうビンボっぽいこと正直耐え られないんです けど私の長男唯一の嫁として我が家にやっ てきたなるみさんは渡されたマヨネーズを 見てこうつぶやきました我が家では マヨネーズは少なくなると空気を入れて 逆さに置いておきます彼女と会うのは両親 顔合わせユの結婚式と合わせて4回目に なりますがいずれもホテルや両で済ませて いたため狭い我が家のマンションで会うの は実はこれが初めてでした彼女は地区25 年の3LDKのマンションを見渡し最初 信じられないという顔をしていましたと いうのも長男の唯一はエリートで学歴も 有名私立の華々しいものだったため てっきりお金持ちの家だと思っていたよう です私も長女の身ももちろん表では清掃し て で上品な義母と義に見えたことでしょう一 は何の話だかという顔でえそれの何がいけ ないのと不思議そうにしていますなるみ さんはマヨネーズ云々というよりもこの家 に来た時からの不満が爆発したと言って いいでしょうっていうかこういう家だ なんて聞いて ない金もたくさんあったしこんな育ちだっ た なんてなるみさんは騙されたと言わん ばかりに唇をわなわなとふわせてそのまま 俯いてしまいましたせっかく取ったお寿司 が固くなっていきます私と長女のみゆは顔 を 見合わせもったいないから食べちゃい ましょうそうだねとパクパクと食べ始め ました唯一も自分の奥さんに構うことなく おいみゆきサーモン食いすぎと指摘すると 急いでサーモンを頬張り私が作ったサラダ にマヨネーズをかけていまし た放置されたなるみさんはむすっとした顔 で一口も口をつけませんでした結局4人前 のお寿司は私たち家族3人で平らげて なるみさんは不機嫌なまま帰る時玄関で 振り返りお母さん今おいくでしたっけと なぜか聞いてきました唯一は外で忙しく 仕事の電話をしていますああ65歳になっ たけどと答えるとじゃあ年金ぐらしって わけですねと言ってふっとため息をつくと 飾り気のない玄関をもう一度見渡して失礼 しますと言って出ていきましたみゆはその 姿を見 て何あれお兄ちゃんもお兄ちゃんで叱れば いいのにとブツブツと怒り だしまあ取引先の社長のお嬢さんらしい から大事にしてるんじゃないのと私が フォローするとそれよそれ 本当兄貴出世のことしか考えてないよね まあ入社した時に俺は社長になりますって 宣言したらしいし ね悠一は昔から向上心が強く夢中になると 周りが目に入らない傾向がありますおかげ で大学は主席で卒業して大企業に入ること はできましたが人としてどこかかけている よう面があり母親の私にはそれが悩みの種 の1つでした今回の結婚にしても本当に なるみさんのことが好きで結婚したのか 怪しいものでしたそれはなるみさん自身に も言えたので美ゆき曰まある意味お似合い だよねとのことですそれからしばらくして なぜか私だけさんのに招待されました少々 気が進みませんでしたが断るのも何ですの で訪れてみると彼女の家は高級住宅街に ある立派な予感でいかにもお金持ちといっ た雰囲気でした彼女のお父さんは代々社長 の血筋と聞いています北王風のインテリア に囲まれた客間に通され彼女の母親と雑 さんをしているとなるみさんが現れて つまりそういうことなんですよといきなり 話を切り出してきたのですどういうこと かしら彼女が何を言いたいのか分からなく て私が聞き返すと私の実家とお母さんの家 とじゃ格が違いすぎるって言うかこの家を 見れば分かってもらえると思ってと鼻 高らかに行ってきました私がそれが何かと いう顔で見ていると彼女の母親 がまあこちらもきちんと調べてなかったの も悪かったんですけどね まさかあんな経歴の方がと罰が悪そうに 言ってきましたはあはあと私が聞いている となるみさんはイライラとした口 つまり彼の実家があんな家柄だなんて私は 聞いてなかったんですこれって詐欺じゃ ないですかと言い募ってきたのです私は びっくりしてしまい えっとなるみさんは唯一が好きで結婚した んですよね2人の間が問題なければ実家 云々は関係ないと思いますけどと言うと さんはため息をつき家柄ってものがあり ますよねこれじゃ正直将来が心配です血筋 って大事でしょと真剣な顔で訴えてきまし た地筋ですかと私は言い淀むとなるみさん はふんと鼻を鳴らしました私は1人っこな んで将来私と結婚した彼が会社を継ぐと 思いますその時彼の血筋がバレたら親戚 児童から白い目で見られるのは必須です この意味お分かりになりますえということ はこの結婚は破断です か私が答えるとなるみさんはありえないと いう顔で 立ち上がり何言ってるんですか分かって ないですねいきなり離婚だなんて私が恥を 書くじゃないですかこれだから貧乏にはと いきり立ってきたのです母親が彼女をなめ て座らせるとまあそのつまり正直私どもと のお付き合いは庶民の方には厳しいものが あると思うんですよ桜の会やもみの会と いった霊もございますしと穏やかな口調で 言ってきました私はなんだか彼女たちの話 がバカバカしくなり ああ来るなと言われれば行きませんけどね とずけ度に答えるとなるみさんはますます 顔を好調させ年金暮らしに来れるわけない じゃない高級な会なんだからね毎年着物を あらえないとなのよ結婚式の着物で来られ たらすぐバレるんだからと興奮した声で 叫びました続いてつまり年金暮らしのババ とは絶縁したいって言ってんのと言い切っ たのです今日はこれを言うために呼んだの でしょう彼女はやり遂げたという顔で力 なくソファーに座りました彼女の母親が ほほほと愛そ笑いを 浮かべまあなんて言いますか私も母親なの で娘が困る姿は見たくないもの でと私がそれを受け入れるのが当然という 手でそっと分厚い封筒を取り出して机に 置きました ただでとは言いません から暑さからすると200万ほどでしょう か随分と馬鹿にされたものです私はすくっ と席を立つとその袋を拾い上げました了承 したのかと見下すと同時にほっとした表情 を浮かべる2人に対してその殺の金を 取り出してその場でばらまいてやりました こんなもはいりませんこっちから願い下げ ですと言って最後に後悔しないでください ねと微笑でその場を去りました今で何か めく声が聞こえましたが聞こえないふりを して玄関を出ていきまし たそれから3ヶ月後私はハワイで友人たち とバカンスをいました初めての海外初めて のハワイ仕事と子育てに追われていた私に とってこのリゾートの旅は何もかも楽しく 新鮮でし たそんな時やぼな電話がかかってきたの ですそれは長男優一の嫁からでした私が 無視しても無視してもなり続けるので 仕方なく電話に出て縁は切ったんじゃない のと聞くとああんた何したのよと嫁が第 一世を放ってきましたえ何もしてません けど貧乏人に何かできるわけないじゃない 私が愉快そうに答えるとなるみさんは 震える声で泣きながらわめきまし たパパの会社がししたのよ色々話を聞いて みるとああんたとあんたの娘の話が出てき たのそれってどういうことな の さあどういうことなんでしょう ねなぜこんなことになったのか少し長い話 になりますがお付き合いいただけますと 幸い です貧乏な家庭に生まれた私香りは容子に は恵まれていたので両親は自分たちの借金 を返すために私にホステスになれと命令し てきました当時は気づきませんでしたが私 の親は毒親と言われるやだったのでしょ 18歳から銀座のクラブに務め始めた私は やるならトップを目指してやると日や スタイル作り 情報収集を怠らず努力の買いあって売上 トップに登り詰め銀座で知らない人はい ないトップホステスになりまし たそして親の借金が生産できると皮肉な ことに両親は事故で帰らぬ人となりまし たそれでも私はもう仕事に誇りを持ってい ましたのでそのままやめずに日々努力を 続けてトップの座を保ち続けていまし たそんな私に惚れ込んでくれたとある財閥 系の権力者の方が私のパトロンになって くれ30歳から経営者として独立しました 経営は順調でクラブを数剣持てるように なった34歳の頃私はその権力者かの人の 子供を妊娠し右曲折はありましたが産む ことにしたのでしたかの人の家は大々愛人 を持つ家だったので奥様にも挨拶に伺い 正式に愛人として認められ月々の養育費と 生活費をいただきクラブ経営も続けていた ので生活に不自由はありませんでしたただ この業会は水物ですのでいつ何時経営が 傾くかわかりません また愛人契約を結んだとはいえかの人が 心変わりする可能性もないとは言いきれ ませんでし たなので私は経済的に破綻しないように 生活水準はなるべく切り詰めて財産は貯蓄 に回すようにしていまし た何よりも生まれてきてくれた唯一が とても可愛く愛しく私はこの子を守りたい なるべくそばにいてやりたいという気持ち が強くなりましたなので唯一が変な噂の的 にならないようになるべく目立たないよう にどこにでもいるような普通の主婦を 演じるようになったの ですその2年後に少女の美ゆきが生まれ ましたがその子も大変可愛く私はますます この2人を守りのいて立派な大人にして みせると決意を新たにしたものでした自分 が毒に振り回された二の舞いをしたくない という思いもありまし た学校はかの人の指示でエスカレーター式 の私立に行かせましたがお父さんはお前 たちが小さい頃にいなくなったの遺産は あるけど今後のこともあるからねうちはお 金がないのよと2人には言い聞かせました おかげで彼らはお金に頼ることはなく努力 を続け自分たちの力で特体性になりました 唯一はかの人の血筋のおかげか頭がとても よく大学は日本トップの学校に行き エリートコースを歩んで行きまし た一方美は一よりも実は成績が良かったの ですが日本の大学は面白くないと言って 高校卒業すると海外に飛び出し勝てきまま に暮らし始めましたそうやって子供たちが 独立した頃かの人が亡くなりなんと私に 遺産が入ってきたのです長年尽くしてくれ た私に対する感謝の気持ちにと遺産を残し てくれたのでした財産分与はかの人の遺言 によるもので非摘出史である唯一と身の 分配分はありませんでしたがいずれは私の 財産を受け継ぐでしょうから父親の遺産を 受け取ったと同じこと です遺産はタワマンやマンションの不動産 でなんと年間3億円の家賃収入を得ること ができまし た私はかの人の心遣いにしかありません でしたとはいえ長年馴染んできた生活 スタイルを突然変ることはできませんでし たし特に不自由もしていなかったので節約 する生活は続けていましたただ子供が手を 離れた辺りから細細と続けていたクラブ 経営にまた本格的に復帰するようになって いましたクラブ経営も子育てと一緒でで 大きくなっていく楽しみがあります遺産を 手に入れた私はクラブ経営と同時に出資者 として見込みのある子のパトロンとなり 銀座の町に貢献していくようになりまし た日本の情勢の色々な有力情報が入るよう になり日々の生活に張ができまし たなるみさんは年金ばばあと言っていまし たがこの職業に定年はありません私はいつ の間にかその道のフィクサー扱いされてい ました海外から戻ってきた美行にそろそろ いいだろうと全てを話すとなんか面白そう 私も修行してみると言って1ホステスとし てクラブに入りクラブ経営の勉強をする ようになりました外国語が堪能な彼女には 外国人のお客にとても評判がよく私が色葉 を教えた会もあってかあっという間に トップスターになりました元々素質もあっ たのでしょう彼女にはすでにクラブ経営を 何件か任せていて有力者とのパイプを太く していましたそんな中なるみさんの家の 縁切りの件を話すと美は非常にに立しては 信じられなまあんな腐れ兄貴夫婦縁切りで もいいけど調子こいているのが気に入ら ないわねちょっと思い知らせてやるわと 言い出したのです私はやめときなさいと 言いましたが自由本法な彼女を止めること はできず彼女は自分のネットワークを駆使 してなるみさんの父親の会社をさんに 追い込んだのでした私親の力でいい気に なってるやつ大嫌いだからとみゆは断言し ます実際彼女は私の娘であることは隠して クラブで働いてトップになりましたまあの 世界は実力の世界なので親のコで指名を 取ることは難しいです けれど以上が今回のことの末でした本来 なら大金持ちのお嬢様として唯一のお嫁 さんになり優雅な生活を送る予定だった なるみさんは反響乱になってめえていまし た父も兄も由一さんも私のせいだって 怒り狂ってるんですお願いですお母様どう かみゆさんを説得して ください彼女はやはり何もいませんなるみ さんその前にやるべきことがあるんじゃ ない かしらやる ことあなたの両親は一体あなたに何を教え ていたのまず謝ることが大事じゃない かしらなるみさんはぜいぜいと興奮し ながらあ謝ります年金暮らして言ったこと は謝りますからででも教えてくれても よかったじゃないですかいきなりこれは ひどいじゃないですかとがなり立ててきた のです私はため息をつきました謝るには 謝りましたがやはり何も分かっていません あのねじゃあ私が最初からお金持ちだって 分かっていたらあなたは態度を変えてい たってこと が言ってるのはそこよ彼女があという声を あげて そことなんだかピンと来ていないよう です彼女の中には常に上下関係が存在し 下線のものは下線のものとして存在に扱い 有力者には媚びへつらうことが当たり前の 世界で育ってきたの でしょうそこよ人間は平等なの富を持って いようと今ときちんと霊を持って接し なさい私が珍しく一括すると電話の向こう で彼女の息を飲む音がしました私はその まま電話を切ると待たせていた友人の元に 戻りハワイのバカンスを再び楽しみました 子育てと仕事で忙しく 海外旅行したことがなかった私はすっかり 海外バカンスの良さに取り憑かれました なんだか若返ったようです今後は定期的に 行こうねと友人に言われて大きく頷きまし たハワイの別荘で向かって移住するのも 悪くないそんな考えも浮かんでくるくらい ハワイはとても魅力的な場所でした その後何度もなるみさんから連絡が入り ましたが全て無視しているうちに電話は かかってこなくなりました諦めたのかと 思いきや私のマンションの玄関でなるみ さんが待ち伏せをしていて手には離婚届け を持っていました彼女は離婚届けを私の前 に突き出すとあんたのせいであんたたち 親子のせいでは私はと半分消を失った目で 私の首に手を伸ばそうとしてきたのです マンションの管理人が急いで警察官を呼び 彼女は取りえられて警察署に連れて行かれ ました私も事情説明で書に連れて行かれて 一通り話終えて帰ろうとしたところに事情 徴収でやってきた優一と出したのです一は 変ず忙しそうに急ぎ足で私に近寄るといや あんなに暴走するとはねまいったなこっち は忙しいのにと私の体を至ることもなく なるみさんに自分の仕事の邪魔をされた ことを怒っていますおそらくなるみさんの 父親の会社が倒産したので彼女と離婚する ことにしたのでしょう我がの非常さに頭を 抱えつつも少々いい君だとも思ってしまい まし た縁を切るって言ったのはあっちだったの にねと私が嫌みを言うとああそれも何 だろうなと思っててさこっちは色々あって それどころじゃないって放置してたんだ けどま結局俺も縁を切ったんだけどと淡々 と言っていますそこで私は聞いてみました 私と縁が切れてないなら遺さはどうする お前いるかい遺産の話はおそらくなるみ さんから聞いているはずです唯一はうーん と頭を上げて別にいらないや俺は俺で稼い でいくし母さんとみゆで好きに使いなよと さらっと断ってきました自分のものは自分 の力で手に入れるそれは私がずっと子供 たちに教えてきたことでしたそのことが しっかりと寝付いていることが分かった この瞬間に私は思わず涙が出てきまし た何どうした の見たことのない私の涙に珍しく唯一が 慌てるとなんでもないわほら事情長手に 行ってきなさいと涙を拭って待っている 警察官の方に顔を向けまし た唯一は少し私のことを気にしながらも じゃと例のごとく慌ただしく警察官の方に ついて行きまし た出世のことしか考えていない息子だと 思っていましたが案外かの人も若い頃は あんな風だったのかもしれないとだんだん と似てきた後ろ姿を見つめて思いまし たそしてなるみさんは暴行剤として執行 猶予がつきましたが有罪となりその後は 家族にも縁を切られて細細と全科物を 受け入れてくれる職場で大人しく仕事をし ているようでし た偶然見かけた彼女は作業服姿で髪の毛は ボサボサで化粧もせずに40歳くらいに 見えて昔の見る影もありませんでした彼女 を見捨てた家族も結局一家離散して誰の 行方も分からなくなったそうです元々あの 会社は下請けを見下して対応が悪い悪業 ざまの会社だったらしくそれを知っている 人からは自業自得しか思えないという声 しか聞こ ませんでし た私と美はきっかけに過ぎなかったの でしょうそれから私は自分の人生を楽しむ べくハワイに別荘を買って2ヶ月に1度は 訪れるようになりました他にもヨーロッパ やアメリカ色々な海外旅行を楽しむのが 趣味になりました海外に強い美もたまに 付き合ってくれいい親子の思い出ができて います今度はアフリカに行くと言い出すと さすがに年を考えろと身に怒られましたが 片の狭い愛人生活してきたんだからいい じゃないとふくされてみるとそんな言い方 ってあると盛大に笑われまし たそんな豪華な生活をさせてもらっていて も冷蔵庫のマヨネーズは少なくと空気を 入れて逆さにして最後まで使い切るそう いった習慣は消えないものです ね遺産も最後まで使い切ることはできない かもしれませんが子供が2人ともいらない というのであれば事前団体へ寄付しようと 考えてい ますまだ元気なので先の話ではありますが 今はとにかく 楽しく大事にしてきた友人たちと余生を 暮らさせてもらってい [音楽] ますおおい俺の荷物はどこ だこんなはずではと青ざめる夫を目の前に 人の荷物を無断で送りつける随分と変わっ た趣味をお持ちのようなので私も真似して みましたよかったね嬉しい でしょそれを聞いて膝から崩れ落ちる夫夫 を心配し私をきつく睨みつけるアホな義私 はこの2人にもう十分すぎるほど苦しめ られた次は私のターンだ覚悟して ね私の名前はみ会社員の30歳ずっと仕事 一筋で頑張ってきた私だがいい出会いに 恵まれて1年前に夫の深夜と結婚した深夜 は2歳年上の義姉と6歳年下の義がいる3 人兄弟なのだが女性に対しても優しい人 だった私も夫の優しいところを好きになっ たのだが結婚当初から私はある人に悩まさ れているそれは夫の妹のちちゃんだ義の ちやちゃんは大学を卒業してから就職をし たそうなのだ がなんか私には合わないと思ってやめた ほら最初の3ヶ月が肝心って言うでしょと せっかく就職した会社をわずか3ヶ月で 退職したそうだその後も食を点々として いるようでそんな義が初めて家に遊びに来 た時のことだうわあ綺麗な 部屋お姉さんお掃除上手なんですね私 末っ子だから家事が下手ですごいな尊敬し ます私もそこまで家事は得意ではないのだ が前の晩に夫から義が遊びに来ると突然 言われたので9ピッチで片付けたのだそれ を褒められたので悪意気はしなかったうん でも片付けべたに末っ子関係なくない疑問 の気持ちはあったがちやちゃんはとにかく 人なつっこい性格で明るい子なので場が 華やぐのだそれに私は一人っ子だからか妹 ができたみたいで嬉しかった しかしその日14時に訪ねてきた義妹は 18時になっても一行に帰る気配がない そろそろ夕飯の支度をしたかった私はじゃ じゃあ私そろそろ夕飯の支度する ねそういえばさすがに空気を読んで帰る だろうと思ったのだが前からは思いもよら ぬ反応が帰ってきた え見ててもいいですか私人が料理する ところ見るの大好きなんです よ目をキラキラさせて言うものだから断り づらくていいいよ苦笑いで答えたそして義 は手伝うわけもなく本当に収支見ている だけだっ たこれ絶対食べて帰る流れだよなと思い つつ調理を進め と私今1人暮らしで1人の食事って寂しい ですよね実家にいる頃は両親がいて お兄ちゃんたちもいて誰かと一緒に食べる ご飯っておいしかった ななんてつぶやくとそれを聞いた夫がそれ じゃあこれからはたまに飯食いに来いよち の家はここから近いし俺らも2人じゃ 寂しいと思っていたんだいいよねみえう うん本当はあまり乗り気ではないちちゃん は悪い子ではないのかもしれないが私と夫 はまだまだ新婚だし共働きの私たちにとっ て食事の時間は2人で過ごす貴重な時間 だった私の作ったご飯を食べながらその日 の出来事を報告し合う間が私は好きだった のにでもどうやらそう思っていたのは私 だけだったようだ少しがっかりしたが断れ ない理由は他にもあった疑実家は車で1 時間ほど離れたところにあるのだが結婚 する時に義母から言われたことがあっ たうちは1番上のお姉ちゃんがしっかりし すぎたのか下の2人がマイペースな子たち に育っちゃってみつさん深夜を支えてあげ てねおっとりとしたその口調につられて ついはいと答えたが今思えばこの両親も なかなかおかしい人たちだなと 思うまあたまになら別にいいかくらいの 気持ちで私もいたのだが翌日から義妹は その厚かましさを発揮した 残業で疲れて帰宅した私はその光景に絶句 したああ お姉さんやっと帰ってきた私お腹ペコペコ です早くご飯食べたい ですソファーでくつろぐ夫と義テーブルの 上にはお腹が空いて待ちきれなかったのか 食べかすたお菓子の食べカスが床にも落ち ている別に私は潔癖症ではないしかし帰宅 して早々に身内とはいえ勝手に家に 上がり込むれてせっかく片付けた家を汚さ れてしまには早くご飯を作れだとテレビを 見ながらケラケラ笑う夫の腕を引っ張ると しんやちょっと来 てなんだよいいところだったのにというあ ほな夫にあのさこれどういう状況なんで 今日もちやちゃんいるのなんで自分の家の ようにくつろいじゃってるわけなんで次々 に質問する私を静止するかのようにみつ 待って落ち着いてなんでそんなに怒って いるの昨日みつもいいって言ったじゃんち は1人じゃ寂しから飯食いに来た だけはあどうして昨日の今日で来てるの たまにって話じゃないのなんでこんなに 散らかしてるの私がそう言うと私たちの話 を聞いていたよう で あの義のちやちゃんが申し訳なさそうな顔 で迷惑なら帰りますすみません散らかしし て普通に考えたらそうですよね帰って1人 でご飯食べます寂しいけれど昨日すごく 楽しかったしお姉さんのご飯お母さんの ご飯より美味しかったから ついしんとする顔に思わずべ別に嫌って わけじゃなくてその今日来てるって知ら なかったから次来る時は私にも連絡してね 私の言葉に義の顔はパっと明るくなり連絡 すればいいんですねやったお姉さん 大好きそう言うと抱きついてきた義のちや ちゃんは同性の私から見ても 可愛らしい小柄で男性から見れば守って やりたいタイプだろうそれに動画で24歳 にはとても見えなかった甘え上手ってこう いう子のことを言うのかなと思いながら 食事の支度を始めた今日は何を作るんです か親丼かな 好き私の言葉に義は嬉しそうにわーいつだ でお願いしますと子供のようにはしゃぐぎ にれつつもたまには賑やかな食卓も悪く ないと感じたそれから義は毎日は現れ なかったが週に2日ほど我が家にご飯を 食べに来た私との約束は覚えていたのだが 今日はオムライスの気分ですとなかなか 図々しい連絡が来る時もあったそんな日々 を1ヶ月ほど過ごす頃夫がとんでもない ことを言い出し たごめん 深夜もう1回言って くれる動揺する私とは反対に落ち着いた顔 でだからちまた仕事辞めたんだってさそれ で家賃滞納して家追い出されちゃって さケラケラ笑う夫にそれでこれは ちの 荷物身に覚えのないものが置いてあると 思えばそれは義の荷物でさらにしばらく 我が家に義をすすと言ってきた当人の義は と言うとそういうわけなのでとでも言いた そうにこちらを見ていたこれにはさすがに 腹が立ち私はスマホを取り出すとその場で ある人物に電話をかけた もしもしお母さんですかいきなりで申し訳 ないのですがちさんが仕事を辞めてうちに 住むという話はご存知でしょう か電話をしながら目の前の2人を見ると 余計なこととでも言いたげな目で私を見て い たこれで全て解決だ義父母に義を引き取り に来てもらって私は元の穏かな生活に 元通り もっと早くこうすればよかったと勝ち誇っ た顔をする私に義母は意外な反応を示して きたの だちきったらまたなのもっと我慢しなさ いって私と夫も日頃から言ってるんだけど ね今の若い人ってそうなのかしらみさん 悪いけれどしばらく置いてやってくれない 私とお父さんももう年だからと意味が 分からないことを言い出したいやいや無理 ですよ帰るご実家があるのにどうして 私たち夫婦の家に千さんを迎えに来て ください少し強めに行ってしまったとも 思ったが後悔はなかった前々から思ってい たがこの親は子供に甘すぎる義は24歳 立派な成人女性だ甘やかしすぎだでもねと いう義母は義父に電話を変わる とみつさん私からも頼むよあなたは1人 っこだから分からないと思うが兄弟って いうのは助け合うものなんだ今がその時な のではないかな 私を諭すように優しい口調で義父は話すの だが言っていることはめちゃくちゃだっ たいやでもと私が言う姿に夫たちもおや おやとニヤニヤし始めたその顔が私をより 一層苛立たせたそして1番腹が立った言葉 はそれにほらって子供っぽくて甘で可愛い でしょ子育ての練習だと思ってねまあその 子供もみつさんからはなかなかいい報告が 聞けなくて残念だけどねと言ったのだ話に ならないと思った私はもういいですと電話 を切った苛立つ私の様子から義父母は自分 たちの味方だと自信があるのかお世話に なります お姉さん似つく義にやられっぱなしも 悔しいのでただし条件がある止めるのは2 週間だけそれ以上は無理うちも生活に余裕 があるわけじゃないからそれまでに仕事と 新しい家も決まらなかったら大人しく実家 に帰ることいいよね家の保証人にはなって あげるよもちろん深夜がね私の言葉に義は そんなという顔をしたが私なりにかなり 譲歩したつもりだ義は私たちに養って もらう気だったのだろうかふざけるなそれ から深夜なんでいつも勝手に色々決め ちゃうのこれ以上今のような状態が続くの なら私にだって考えがある からこんな 普段の夫ならすぐに私に謝ってくるのだが この日は違った妹に兄としての異言を見せ たかったのかは知らない が妹が困ってるのにお前は冷たいやつだな とお前おわりされて不愉快だった夫にとっ ては妹だが私にとっては他人だそれにこの まま義を甘やかしたまだと本人のためにも ならないと私は思ったしかし2週間が 近づく頃になっても気前から就職や新居の 話は一向に出てこなかった探せば色々仕事 はあるだろうに探してはいるんですけど なかなか と何かと言い訳をする夫ともあれ以来 気まずいまで家の空気は最悪だったよほど 義が可愛いのか2人で外食をして帰りが 遅い日も多々あったそして約束の2週間後 2人はさらに私を怒らせたのだその日私は 体調不良で仕事を休んだ前日に友人から とんでもない事実を聞いたからだ1人静か な部屋でぼーっと過ごしながらからこれ までのことを思い返し た私の結婚生活って何だったん だろうなかったことにしたいとさえ思った 夕方夫と義が仲良く帰宅してきた私を 気遣うわけも なくみちょっと話があるんだ けどようやく義の仕事が見つかったのかと 思ったのだがが夫はとんでもないことを 言い出したのだ結局さみがちをここに置き たくない理由って生活費の心配だろうそれ で俺とちで考えたんだけれど姉ちゃんも ここに住んでもらおうかと思って姉ちゃん 給料いいからさ生活も楽になる よ明暗を思いついたとでも言うように私へ 話をする夫にさしか感じなかった完全に頭 おかしいそしてもう 1人お姉ちゃんて昔から私たちが何しても 怒らないんですよだから別にいいよって 言うと思う出張が多い人だから家にあまり いないしめっちゃいい考えだと思うんです よ ね義姉のなさんはバリバリのキャリア ウーマンだ 結婚願望がないらしく独身だ夫たちの話を 聞く限り東京の話は義姉にはしていないの だろう全く恐ろしい奴ら だそれで俺たちこの前2人で姉ちゃんち 行って荷物とかまとめて送ったんだよ今日 あたり届くと思うんだ けどあれという感じで部屋を見渡す夫たち に 荷物ならここにはないよ私が送り返した から淡々と話す私に2人は目を丸くしてい た数日前両親は頼りにならないので笑にも すがる思いで私は義姉のなさんに連絡した 出張中だったのだ がみちゃん私もちょうど連絡しようと思っ ていたの義姉の話を聞いて私は心底驚いた さっきアパートの管理人から電話が来て私 の代理で引っ越しの準備に来たとかで弟と 妹を部屋にあげたとか言われたのようちの 管理人おじいちゃんだからちょっと頼り なくて深夜たち何かやらかして ない義姉は勝手に部屋にあげたことを管理 人に抗議したそうなのだが夫たちはご丁寧 に免許書等を見せたようだそれでも普通は 部屋にあげないが義姉には登場しかなかっ たどれだけ必死なんだよバカじゃない の私は今の状況と義父母の話をすると義姉 の並さんは ああ身内のことだと思って我慢してきた けれどもう限外だわみつちゃん私に考えが ある午前中タイミングよく荷物が来た配達 員に聞くとダンボールが崇子おまけに 着払いどう考えてもナさんの私物だろうと 思った私は今本人が不在で私も手持ちが ないので後で営業所に取りに行きますと 受け取らなかったすぐにさんに連絡をする と出張の帰りに営業所によると言っていた 発送したのは夫なので営業所に断られたら 夫を引きずってでも連れていくと言ってい たなさんかなり怒ってたよ怒らない人なん じゃなかったっけあそれと私この家から出 ていくねそんなに妹と住みたければ2人で 住めばいいよで約束の2週間経ったけど私 行ったよね状況が変わらなければ私にも 考えがあ るってあんたみたいなシスコンとはもう 離婚だよまさか私から離婚を切り出される とは思っていなかったようで夫は黙り込ん でしまったすると義のちがお兄ちゃんこの 人の言う通りにしようちがいるじゃん2人 でここに住んでさ私も仕事探すしまあ しばらくはお兄ちゃんにお世話になるかも だ けどそんな義に向かってそれは無理だよち ちゃん私の言葉に気前はむすっとした顔を した昨晩久しぶりに友人から連絡が来た 友人の会社の近くには小さな公あるそうな のだが最近スーツ姿の男性が朝の通勤で みんなが早歩きする中1人でブランコを 漕いでいるそうだその男性は友人の会社で も話題になっているようでさらに驚くのが よく見るとその男性が私の夫だというの だ深夜あんた仕事やめたの毎日でブランコ 漕いでるらしいじゃんこれからサーカスに でも入る つもりいやその あ少しも笑えないこの状況でヘラヘラする 夫に愛情なんて少しも感じなかった夫は 先月私に黙って会社を辞めていたという わけで家賃も払えないような方は高校から 即刻出ていっていただきます ああ私からの最後の優しさとして2人の 荷物 は私はそう言うと夫と私の部屋のドアを 開いた夫は違和感に気づいたようでおおい 俺の荷物はどこ だ青ざめた顔で聞いてくるの で人の荷物をで送りつける随分と変わった 趣味をお持ちのようなので私も真似してみ ましたよかったね嬉しい でしょ膝から崩れ落ちる夫に義は心配そう に駆け寄ると私をきつく睨ん だあんたたち私とお姉さんに養ってもらう つもりだったのばっかじゃない のさんに聞いたけれど私には今の会社に 転職して2年目とか言ったくせに本当は かなり長い間ニートだったらしいじゃん どうせ仕事辞めた理由も働くの嫌になった とかそんな理由なんじゃないのあんたたち 兄弟そっくりじゃん図星だったようで夫は 俯いているその時部屋のインターホンが 鳴った私はある人物を呼んでいたのだ私は その人物を部屋に招き入れる とあんたたちみちゃんにどれだけ迷惑を かければ気が済むわけいい加減にし なさい義姉のなさんは仁王立ちで2人の 兄弟を睨んだここまで姉の起こる姿を見た ことがないのか少し怯えていた人ってね 怒られているうちがよ私がなんであんた たちを怒らないか わかる私はあんたたちにもう期待すること をやめたのバカすぎてねでも今回は別みつ ちゃんに迷惑かけて覚悟しとけ よ義姉はそう言うと引きずるように2人を 連れて帰って行った1ヶ月後元夫と離婚が 成立した私ははある人物とお茶をしてい たそれでその後2人はどうなったんですか なさん下しのなさんは笑い ながら うーん毎朝4時おきの肉体 労働義実家に強制相関された元夫たちは 予想通り元義父母に泣きついたそう だちょっとなみあんた少し厳しすぎない 仕事なんてまた探せばいいじゃないそれ まではお姉ちゃんなんだからあんたが助け てあげなさいと相変わらず馬鹿げたことを 言ったそうだそんな元義父母なさんは鼻で 笑うと元義母にある言葉を耳打ちしたそう だすると態度は一変して深夜ちお姉ちゃん の言うこと聞きなさい と慌てて言ったそうだ笑いながら話す義姉 にえなんて言ったんですかと私は尋ねると 仕送りやめるって言っただけだよあの人 たちね私が就職してからずっと仕送りしろ 仕送りしろってうるさくて会社にまで 押しかけてきたこともあった なおかげで私はずっとボロアパート ぐらしあの元義父母ならやりかねないなと 感じた結局元夫と元義妹は田舎で農業をし ている親族の元へ連れて行かれて今は毎朝 4時に起きて農業の手伝いをしているそう だ娯楽も何もないようですでに何度か逃亡 を図ったようだが全て失敗して連れ戻され ているそう だ田舎のおじさん今回の件を知ってこいつ らの腐った根性を叩き直すてやる気満々で さまあ人間そんなに簡単には変わらないと は思うけどねと義姉のナミさんは言った そういえば来週ですよねアメリカに立つの ナミさんは海外への転勤が決まった しばらく日本へは帰らないそうだも もちろん元義父母への仕送りも今後は一切 するつもりはないそうだそのことを元 義父母に伝えると親不幸もろ手なしと言わ れたそうだが高級鳥の娘に長年の間たり 続けた元義父母こそろでなしというか人間 のクズだと思ったなさんからの仕送りを 失った元義父母はこれから細々と生活して いくの だろう人生諦めていたけれど縁を切るいい きっかけになったよありがとうねみつ ちゃんバカな弟が本当にごめんいつかいい 人に出会ったら今度こそ幸せになって私に そう言うとなさんは笑顔で去っていった私 はあれから引っ越しをして新しい家族を 迎えた ちわの女の子で名前はココと名付けたざし がりやなんてことはなくまるで猫みたいに ツンとした性格だがそこが可愛くて仕方が ないこうこちゃん朝のお散歩行きます よ朝の空気は気持ちがいい散歩に出ると顔 見知りも数人できて新たな出会いに感謝し た うちは安い外国さんのウを使うから 500万円分の国産ウナギはもういらねえ よ俺が途方にくれながら駐車場に向かって いた時だそれちょっと見せて くれ俺が翌日向えの高級亭に納品しに行く とえ親父が 俺は長澤誠28歳の会社員だったつい先日 父が亡くなり父がやっていたうなぎの 下ろし売りの仕事を突然継ぐことになった 幸いなことに多くの取引先は父と長年の 付き合いだったため温かく接してくれてい たしかしその中でも25年取引していた屋 の大将だけはは違ったのだ昨今のうなぎの 値段をお前は知らんのかここら辺だと1匹 100円だ ぞそんなわけない でしょ大将は年々上がり続ける武家の高頭 やお店の売上に悩んでいた俺がうなぎの おろし売りの初心者だったということも あって大将は俺にうを安く売るように求め て くる一は数100円とかビビたる値切り 交渉だったが回数を重ねるごとに異常な 値切りを要求してくるようになっ た俺はお前の父さんと25年も付き合いが あるんだぞもっと安くしてくれたっていい だろうすみませんそうしたいのも山々なん ですがこっちも安くできるとこまで安くし てるんですこれ以上は無理なんですじゃあ 打ち切りにして外国さに切り替える えそれが嫌なら外国さ並のうなぎの価格 まで下げることだ なそんな値段で取引をしてしまったら当 さんから引き継いだ仕事をやっていけなく なって しまうすみません大将それは無理 ですそっかじゃ仕方ないなこれからはうち は安い外国さんのうなぎを使うから 500万円分の国産ウギはもういらねえよ はあお互いの要求が合わなかったんだから 仕方ないま俺の腕にかかればどっちだって 関係ねえからなでで もタには関与しませんからそれじゃ俺は 大将に追い出されるように店を後にしたは 大量に納品するはずだったうをどうしよう かと途方にくれながら駐車場に向かってい た時 だそれうなぎだよなちょっと見せてくれ砲 義を着た初老の男性に声をかけられ俺は うなぎを見せ たこれはいいウナギだこれはいくらなんだ ああのこのうなぎは売れ残りでして だったらこのうなぎをうちが全部書いとる はあ俺は男性に引っ張られるように大将の 店の向い側の高級料亭に連れて行かれた すまんねいきなり連れ込んで俺はここの 板長をしている震動っていう是非今度から うちの店にこのうなぎを下ろしてほしいえ いいんですかもちろんこんなうそそうお目 に書かれるものじゃない俺は板長と契約 内容を相談し明日から納品をすることに なっ たこんないいうなぎをこんなに安く手に 入れられるなんてよしうちは明日から うなぎのランチをすることにする ぞ翌日お店に納品をしに行くと長打の列に なってい たさんすごい反響ですねそうなんだよ普段 こんな値段のランチなんかしないからお客 さんがたくさん来て大忙しだよ俺は新藤 さんに今日の分の納品をしてその場を後に した外に出るとお店の前には数えきれない ほどの人が並んでいた元々新道さんのお店 は高級亭で味はおいしいその分は 一般家庭にはが高かったしかし今回俺のウ を使ってランチ営業をした途端大正教俺は 楽しそうに待っているお客さんを見て和ん だだがそんな様子を妬んでいる人がい たおいおいおいあれは一体どういうことだ まさかあの両にう下ろしているのかあ大将 お前がここにいるってことはあそこの店に ウナギを下ろしに行っているってこと だろうこんな 裏切り者裏切り者って大将がうちとの取引 を打ち切りにしたん でしょなんだと俺も把でランチ営業して やる3日後新藤さんのお店に行くと初日と 比べるとお客さんが減っていた 今日はお客さんが少ないです ねそうなんだよ実はね向いの店も低価格の ランチを始めてね えうちのうより断然破格だからお客さんは そっちに行っちゃった みたい新藤さんは困ったような顔をしてい たなんでも国産ウを把の値段で提供して いるからねはうちよりも安い方に行くから 仕方ないことなんだけどね最近不景で売上 が落ちていたからこのランチ営業はいい 考えだと思ったんだけどえ 国産俺は新藤さんの言葉が気になった俺と の取引を打ち切りにした時は外国さんに 切り替えると言っていたはずだまそれでも 夜だけの営業よりも売上が良くなるから 続けるけど ね新藤さんの作る料理はおいしいですあの 大将に負けるはずありませんからうん ありがとう俺は新藤さんのお店を後にして 大将のお店に向かっ たへいいらっしゃいってお前か よこんにちは大将ごしてますなんだよお前 のからうは買わないからないや大将が破の ランチを始めたって聞いたので来まし たそうなんだよお前のところよりも安く 提供してくれる会社が見つかったからな おかげで格安でうどをお客様に提供できる よそうなんですね悔しいだろう俺の要求 通りに安く値段渉していれば次からはもと 工学の契約ができたのに なねられているのに工学の契約なんかでき ませんようるせえお前みたいなひよっこは 俺の言うこと聞いてればいいんだよところ で大将はどこと契約してるんですかはあ何 がうなぎですよ俺も同業者なのでどの くらいの金額で提供しているのか気になっ てそんなのお前みたいな裏切り者に教える わけないだろ俺が契約しているうは国産な のに低 価格お前みたいな悪魔になんか教えてやら ねえ よでも大将は外国さウナに変更するっ てはあ俺はウナギ屋なんだよ職人は黙って 国産だお前は25年も契約してやった俺を 裏切ったんだもう関わってくんじゃねえよ ああお前に契約を依頼したあそこの両手は かわいそうだななんでです かランチ営業を始めた時は長打の列だった のに今じゃ俺の店に客を取られてるじゃん かこれは客を全員うちが吸収するのも時間 の問題だな そんなことないですよ新藤伊長の作る料理 はおいしいですこの前料理をご馳走になり ましたがどれも美味しかったです分かって ないなお前みたいな貧乏舌は何を食べても 美味しいんだよま今に見てなお前が俺の 値段行使をやめたのを後悔する時が来る からなそうなってももううちは契約して やらねえ から笑いながら大将は俺を見してきたさあ さ営業の邪魔だよお前はさっさと出て いけ俺は大将に押されるように店を出た 大将のお店のウナギランチは新藤さんのお 店の1500円と比べて500円と破だっ たどちらも国産ウギを食べるとなれば とても安い大将のお店にっては すぎる俺は大将のうなぎには何かあると 思えて仕方が ないとはいえ別に俺にも新藤さんにも被害 がないから大将を追求したところでって 感じだよ なモヤモヤとした気分が晴れないまま俺は 新藤さんにうを下ろしに行く日々を送っ たそれから1週間後大将のお店にお客さん を取られていると言いつつ新藤さんのお店 は一定層のお客さんが来ていたその中には もうすでに常連さんになりかけている人も いるリピーターのお客さんや口コミサイト では今まで食事をするのに資金が高いと 感じていたがランチを利用することによっ て入りやすくなったとコメントがあった そのためランチタイムは土方の作業員の人 たちも来るようになり静かイメのが昼間は フランクな状態になっていた大将のお店も 相変わらずお客さんは増えていたそんな ある時大将がお店の看板に何かチラシを 貼っているところに遭遇し た大将久しぶりですうわなんだお前か何の ようだいや大将が何かチラシをっていたの でしているんだろうと思ってはちょうど いいからお前に教えてやろう明日今人気の 料理系配信者のまさんを呼んでライブ中継 してもらうんだよそんでうちの店お話題に してもらおうっていうわけだよえあのま さんです かまさんとは今SNSで話題の料理系配信 者で自分でを作って配信をしたりお店を 訪問して食事をしてコメントをしたりと 活動しているまさんの正直なコメントや 簡単すぎる料理などが話題になり今は テレビでも取り上げられるような人気の 配信者で あるお前も知ってるんだな広告を作るより 低コストの割に話題は広がるから配信者 ってのは助かる よなるほど そうなんです ねま俺はそういうの疎いから分からない けれどとりあえずバズラせればいいんだろ 彼女がおいしいって一言でも言えば俺の店 はバズルに決まってるそして売上が爆上が りってこと よ確かにそういう手もありますねまそう なって俺の店には長打の列若くてもう彼女 がの店でライブ配信するって告知をして くれているみたいで明日のランチから しばらくうちの店は予約でいっぱい よそれはすごいっすね ああうちが両手の客を全部もらったごめん よ今度こそそのお店もおしまいかなあの店 が潰れたらお前もおしまいだなお前は今の うちに新しい取引先を見つけた方がいいん じゃない か大将は俺を見下した視線を送っている 大将はどうやら俺が新藤さんのお店と取引 をして繁盛させてしまったのが気に食わ ない らしい大丈夫ですよ新藤さんのお店はそう かならうちの店と勝負だな明日のライブ 中継の時間お前も店に来るといいお前の 絶望したを間近で見たいからなあははと 大声で笑いながら店の中に入っていく大将 俺は少し焦りを感じて翌日の中継を見に 行くことにした翌日店に入ると予約をして いたお客さんが数人と配信者の麻衣さんが すでに席に座ってい たさんの周りではすでにおいしいと言い ながら食事をしているお客さんが それでは今話題の激安ウナギランチを いただきたいと思い ますはいお待たせいたしましたこれが私の 自慢の激安ウナギランチ です大将これは国産です かはいうちのうなぎは全て国産のウを使わ せていただいておりますどこの会社とは 言えませんが 安く取引をしてくれるところが見つかり ましたからね以前は高すぎてこんな破格の 値段で提供はできませんでし たニヤニヤしながら大将は俺の方を見て 嫌みを言う麻衣さんは大将の話を聞き ながらうなぎをじっと見つめたさすが麻衣 さんだ俺も大将が持ってきたうを見て違和 感を感じていたきっと麻衣さんが思って いることは俺と同じ だろうもう一度お聞きしますこれは国産 でしょう かじっと大将を強く見つめる麻さんに大将 も少し起こってい た疑り深いですね何度も国産だと言って いるじゃないですか私は国産ウしか提供し ません よ大将はさに言いしたさんの言葉に周りは ざわめき始め たなるほどそこまで言う ならまさんは一口うを口に運ぶと橋を置い たなるほどこの油の多さ身と皮の厚みこれ は国産ではありませんね なさんのにはとしたあなた本当に何年もう を提供してきた人間ですかまず見た目から 国産のうなぎではないことが分からないの ですかえ え国産のウギは外国さと比べて身の幅が 細いんですそれなのにこのウナギは身の幅 が太いそれだけじゃありません国産ウギは 身と川が薄めで全体的に引き締まってい ますしかしこのウギは川身が厚く弾力が あり ます麻衣さんの言葉で周りの人も食べ始め まさんの言う通りだという声が聞こえ始め たふざけんなうちのウナギは国産を使って いるこんなことをネットで言われては営業 妨害を受けていると言っても過言ではない 第一意味もわからない自人って名乗ってる やのことなんか信用できる か俺は彼女の言っていることが正しいと 思います お前俺はうなぎのおろし売りをしている 人間ですこれがうちの国産ウナギで作った うどですまいさんよかったら食べてみて ください俺はあらかじめ新藤さんがランチ で提供しているうどを持ち帰り用のトレイ に入れてもらっていたのだ それを麻衣さんに 渡すそうです国産のうはこんな感じで身の 幅が細いんです比べてみれば一目瞭然です よ ねやっぱり大将は俺に嘘をついていたん ですねぐぬ知るか俺は国産のウギだと思っ て売っていたんだそれが外国さんという なら会社が間違えたんだあなたは25年 以上も国産ウナギと関わってきて外国さと 国産のうなぎの見分け方も分からないの ですか分かるはずですよ ねうるさいうるさいうるさいお前らみたい な職に疎い人間なんかに国産と外国産の味 の違いなんか分からないだろうネットで 拾ったような情報しか言えないくせ になんですっ て俺レベルになると国産だろうがだろうが 味と料理人の腕次第でおいしく調理できる んだよ安くておいしい料理を提供して何が 悪いん だ安くておいしい料理を提供することに 関しては誰も文句なんか言ってませんよ俺 たちが言っているのは産地を偽ってお客様 に提供していること ですだから俺並の腕がある職人なら関係 なくおいしく提供できるだろうって言っ てる だろう残念ながらあなたは料理人としての 腕も低いです よ はあこのうなぎのタはうなぎの旨味を完全 に生かしきれていませんきっと国産の ウナギを使ってもこのタレのせいでうなぎ の美味しさを全て消しているはず です麻衣さんがきっぱりと大将に言うと 大将は顔を真っ赤にして激怒した いい加減にしろてめえみたいなアマチュア 人間が料理人木取りで人の料理を評価し てるんじゃねえよネットの世界では有名で もなこっちじゃ通用しないんだ よあなたがプロの料理人と言うならば持っ てきていただいたうどがどんなにいい料理 か分かるはずじゃないですかこちらはタレ としてしっかり仕事をしているのにうなぎ の旨味もしっかり分かる味付けです国産と 外国産のウナギでそもそも味が違いますが 外国産のウナギを使っていても私はこちら のうどのタレを押しますああありがとう ござい ますこちらはどこのお店ですか是非食べに 行きたいですあそれ はふざけんじゃねえぞまだ終わってねえ からなお前のせいで俺のことはネットで 炎上しているだろうな お前みたいなにわか料理人のくせに ただただ動画配信の再生回数やファンが 多いからって言うだけで素として楽しいか よ大将は本当に麻衣さんのことを知らない んだと思った麻衣さんは大将の言葉に起り テーブルに乱暴に手をついて立ち上がっ た私のことをご存じなかったようですね てっきり私のプロフィールを見ていいて から依頼をしてくれたものだと思ってい まし た麻衣さんの顔は笑っていたが言葉は怒っ ている周りの麻衣さんのファンも怒りに 満ちていて空気がりついてい たそれでは私のプロフィールを紹介し ましょう私は元々日本の三星の亭で修行し ていた料理人ですその後結婚をきに料理人 は引退をしましたが時間ができた今は ネットを使って配信者として料理に関わっ ております三つ星亭で仕事をしていた私は プロじゃないですかねえ 嘘私はプロの料理忍者ありません かり料理人 です今までこちらのお店を利用した人に 言うことはありません か国産と偽って国さんのうを使用してい ました本当に申し訳ございませんでし た大将は麻衣さんの圧力に押されてカメラ の前で深深と謝罪をし た自分がしていることをどう思いますか 料理人として人間として恥を知りなさいも 申し訳ございませんでしたこれからは料理 人としてマトに生きるので今回の配信は [音楽] 残念ながら生配信なので今更削除はでき ませんよそそんなおおいま俺に格安の国産 ウを提供してくれ今まで通りに契約 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